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生産性分析 ⑩

最終更新日:2017年12月11日

池田経営会計事務所
(松江2丁目)

生産性分析 ⑩ ニュース画像1
生産性分析 ⑩ ニュース画像2
生産性分析 ⑩ ニュース画像1
生産性分析 ⑩ ニュース画像2
今回は生産性分析、最終回です。

[労働生産性と労働分配率]

適切な人件費は、労働生産性と労働分配率とから計算できます。具体的には、次の手順で計算します。

①従業員1人当りの人件費の計算
②労働分配率と労働生産とでマトリックス図を作成
③マトリックス図で自社が属する区分に応じ、打つ手を打つ

まず、適切な人件費を計算するため、従業員1人当りの人件費を、次の算式で計算します。

・従業員1人当りの人件費=人件費÷従業員数

この算式は、さらに、次のように展開できます。

・従業員1人当りの人件費(人件費÷従業員数)=労働生産性(付加価値÷従業員数)☓労働分配率(人件費÷付加価値)

この算式から、人件費を上げるには、労働生産性を高めるか労働分配率を高める、又は両者を高める、ということになります。

次に、適切な人件費を計算するため、縦軸に労働分配率、横軸に労働生産性をとり、マトリックス図を作ります。そうしますと、次のような4つの区分けができます。

A:労働生産性(低)☓労働分配率(高)
B:労働生産性(低)☓労働分配率(低)
C:労働生産性(高)☓労働分配率(高)
D:労働生産性(高)☓労働分配率(低)

そして、会社がこのマトリックスのどこに属するかを確認し、それにより、適切な人件費を支給するための打つ手を打ちます。

Aの区分に入る会社は、リストラを含めた人件費の見直しと労働生産性を高めることが必要となります。

Bの区分に入る会社は、まずは、労働生産性を高めることが必要となります。

C及びDの区分に入る会社は、適正な労働分配率を検討することが必要となります。

このマトリックス図から言えることは、労働生産性が高くなるほど、低い労働分配率で世間相場を超える給与を支払うことができる、ということです。適切な人件費とは、労働生産性が平均より高く、かつ平均より低い労働分配率で、世間相場より高い給与といえます。

詳しくはこちらを → http://mmcea.com/business-analysis/productivity-analysis/va4/

基本情報

事業所名
池田経営会計事務所
ふりがな
いけだけいえいかいけいじむしょ
代表者名
税理士 池田 忠
ふりがな
いけだ ただし
電話番号
03-5879-2814
Webサイト
問い合わせ
所在地
〒132-0025
江戸川区松江2丁目40-12

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