鉛筆に優しい、鉛筆好きのための鉛筆削り

最終更新日：2019年08月21日

北星鉛筆　日本式鉛筆削り６３４(ムサシ)

鉛筆を手で回すタイプのコンパクトサイズの鉛筆削りでは、力を入れるために回す手が「ひねる」動きをするため、鉛筆の回転ブレがおき、芯が折れてしまうことが多いんだとか。

鉛筆メーカーの北星鉛筆さんでは、その原因を「回す時に力がいること」と考え、それを解消した鉛筆削りを自ら作りました。

力がいるのは鉛筆の木を削る時なので、そこだけを別に削り、芯の部分は別に削ることができるよう、2段階に削る構造になっています。

「木を削る刃」と「芯を削る刃」が並んでいるので、まずは木を削る方に差し込んで削ると、1枚目の写真のようになります。
そして芯を削る方でいつものように鉛筆を尖らせます。

これにより、芯を削る時には力が小さくて済み、回転がぶれることもなく、芯が折れないようになります。

「書く前に芯が折れるのは鉛筆がかわいそう」と考えた北星鉛筆さんの、鉛筆愛にあふれた製品です。

当店紹介ページ
https://kubobun.com/shopping/sharpener/634.htm

(似た方式のドイツKUMの鉛筆削り)
https://kubobun.com/shopping/sharpener/kum.htm

有限会社クボタ文具店
https://kubobun.com/