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とんかつちから

「今日の風景」 気まぐれ一句2017年05月12日

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道行く人の「歩み」を止めたくて・・・の思いで

店頭のボードに書いています。


☆ ・・・・・ ☆ ・・・・・ ☆ ・・・・・☆・・・・・

「花リレー 八重に変わりて 北上す」

「それぞれや 蕾満開 葉桜と」

縁あって会津に出かけるようになり30年余りになる。

山あり、川あり、大きな湖、雄大な景色・・・

田園風景の広がるこの地を父が気にいったのがわかる。

海は無いが、海のように大きな猪苗代湖がある。

母の病気の回復を望み、田舎を断腸の思いで後にしたのだ。

生活にゆとりができた時、故郷への思いがわいてきたのだろう。

「北で待つ 花びらリレー 北上す」

これまでも何度も五月連休に来ているが、桜の時期にピッタリ合う事は無く残念に思っていた。

猪苗代町の開花情報をみると、まだ蕾とある。

今年は桜に会えると予感して楽しみにしていた。


「満開の 桜見上げた その先に 満足そうな 父がいるかも」

「父と母 在る知る子等の 花見なり」


そして自作の花見ツアーを試みた。

コースは家に近いところから出発。

町営牧場・・昭和の森・・土津神社・・亀ヶ城跡・・観音寺川・・三春


「満開の 観音寺川 母と見た 橋の上には 姿なし今日」


まさに花の旅・・・素晴らしい景色にテンション上がる車中。


福島県三春町出身で、

著書もたくさんある登山家の「田部井淳子さん」私の好きな人です。

山歩きの本を買い、モデルコースを想像したり、時には歩いてみたり。


2011年3月11日、東北大震災がありました。

その後福島の復興のために尽力されている。

2012年から「東北の高校生の富士登山」のプロジェクトを立ち上げ応援されている。

辛い登山だが「自分の足を一歩、また一歩と前に」歩みを進めれば山頂へ。

そこからの眺め、達成感を味わっておしい、

きっと今後の糧になるであろうとの思いでしょう。


あきらめず一歩一歩登って行けば夢は叶えられる・・・そのことを

体験してほしかったのだと思う。


毎年夏に東北の高校生の富士登山風景がテレビで放送されるのを楽
しみに観ていた。

慣れない山道、高山病と戦い、疲労、悪天候・・・仲間同士で励まし合う道中。

顔は汗と涙でぐちゃぐちゃ・・・

そこに田部井さんからの励ましの声がかかる。

そして登頂の喜びの瞬間、みんないい笑顔。


その田部井淳子さんは、もういません。


昨年10月20日、77歳でお亡くなりになりました。

がんと闘いながら、山に出かけ、その夏には東北の高校生との富士登山。

その最後となった昨年の夏の富士登山、

ご自分の体は登頂は叶いませんでした。

山頂へ向かう高校生を山小屋で見送り、ご自分は一足先に下山。

壮絶な登山風景でした。


この連休、渋滞にもあわず猪苗代町に到着。

坂道を登ってゆくと、ヘッドライトに照らされた先にぼんやりと白い物・・・

満開の桜が出迎えてくれた。

近づいてみると、まだ蕾もある。

同じ木でありながら、日当たりでは満開、軒先はまだ蕾なのだ。


後ろにそびえる磐梯山には残雪、そこに桜並木が裾を引く。

美しい景色、東京から遠いからこその風景がそこにある。


田部井淳子さんの大切にしていた場所「沼尻高原ロッジ」は・・・

1992年12月からの営業だそうです。

利用させていただいたお風呂は、源泉かけ流し、露天風呂もあります。

すべてのお湯を湯船に入れてしまうと熱すぎるというので、湯船の

外に流して捨てている・・・なんとももったいない話ですがお客様

が入りやすいようにとの配慮からです。


ゆっくりお風呂を楽しんだ後は二階の展示室を見学します。

田部井さんが、世界中の山々に登り、その地で買い求めた記念の品

や登山に使用したグッズが展示されています。

テレビ中継などもこの部屋からでした。


外に出ると広々とした原っぱ(庭)で、大きな木を利用したブラン

コがあります。ゆらゆらすると気持ちが良いんです。

田部井さんのご主人のお話によるとこの季節を「山笑う」と表現していたそうです。


「花に添う 若葉清しい 会津道」


三春の滝桜、すでに葉桜となったいるのは知っていましたが出かけてみました。

それにはもう一つのお楽しみがありました。

奥州三春数珠巡りです。

三春町の神社10コを巡り、それぞれの名入りの数珠玉を集めます。

女性用はメノウです、それをつなげてブレスレットを作るのです。

快晴で汗して歩き日焼けしました。


三春から母成りグリーンラインを抜け沼尻高原ロッジに到着。

残念なことに閉館でした。

調べると10月末から休館しているとの事でした。

残念な気持ちで去りがたい・・・再開を切に願うばかりです。

翌日は会津若松駅から会津鉄道に乗り塔のへつりまで鉄道の旅気分を。

その後喜多方の日中線のしだれ桜へ足をのばし、そして喜多方ラーメン。

この日も快晴、磐梯山はくっきりと頂上まで姿を見せている。


連休最終日、あしかがフラワーパークに立ち寄ろうと持ちかける。

渋滞を気にする家族だが、藤の花の素晴らしさ、並みの景色ではないよ・・と。


ならば早朝に・・・早く目覚めた朝。昨夜のうちにあらかたの片づ

けを済ませていたので、段取り良く後始末がつき出発。


9時前だというのにすでに駐車場付近で渋滞している。

2時間ほど園内を散策。


迫力の藤棚にみんな納得、渋滞にも巻き込まれず帰宅。


「見せてやりたや この景色 おかあさん」


母が好きだった藤色の世界。


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(368)「赤が好き 孫の望みの チューリップ」

(387)「諦めた 開花を愛でる 父のラン」

(386)「水仙や 重き天井 おしのけて」

(385)「立春と 名ばかの春 ミモザ咲く」

(374)「花で会い ミモザの別れ チームチカ」

(373)「世の中の 溢れる音が 聞こえない 感じてみたく 消音画面」


(372)「もう一度 わかりませんと ゆっくりと」

(371)「ドキドキの 選考面接 くぐり抜け 桜咲く日に 友と再会」


(370)「険しいぞ 手話の道程 でも挑戦」

(369)「午後七時 友に会えるの 楽しくて 自転車とばす 夕暮れの街」

(368)「さよならの 言葉に変えて また今度」
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