たった今　その瞬間が　過去になる　（1）

たった今　その瞬間が　過去になる　取り戻せない　時は早足


産業ナビに参加して、お客様との会話のきっかけになっ

ています。

おかしな、字数を数えただけの一句、生まれては・・・過去へ。



・・・・・☆・・・・・☆・・・・・☆・・・・・


（75）「がれき縫い　走るクロネコ　頼もしい」


（74）「巡り行く　季節をいくつ　数えたら　

　　　　　　　あの故郷は　帰ってくるのか」


（73）「想定外　机上の論理　現場では　

　　　　　　手綱を切った　暴れ馬のよう」


(72)　「思い合う　気持ちが助けた　命あり」


(71)「手をつなぐ　人々の輪が　膨らんで

　　　　　絶望の中　望みをつなぐ」


（70）「差し出した　手が届くまで　もう少し」


（69）「被災地は　不安なままに　三日目を」


(68)「異国の地　チームメイトも　ライバルだ　

　　　　　　　　　　自分の一番　努力惜しまず」


(67)「ひな祭り　過ぎて雪見る　弥生かな」


(66)「雛飾り　最近すっかり　母仕事


(65)「雛さまは　白酒よりも　ワイン好き」


(64)「幸せは　心の中に　住んでいる　

　　　　　　　　　　　春の響きが　目を覚まさせる」


(63)　「春一番　風に運ばれ　花粉くる」


（62）「父母の　今の住まいは　鎌倉で　

　　　　　　　　　　　小雨降る中　兄弟集まる」


（61）「久しぶり　兄弟そろって　墓参り

　　　　　　　　　　　　　母の13回忌　話は尽きぬ」


（60）「小雨降る　鎌倉に揃う　兄弟の

　　　　　　　　　　　　　尽きぬ母の　思い出話」


（59）「人力車　客待ち雨に　邪魔をされ」


（58）「ショッピング　小町通りは　魅力的」


（57）「不景気は　小町通りも　あるみたい」


(56)「人けない　お帰り！の声　無い家に
　　
　　　　　　　 帰る娘の　心境思う」


(55)「命ある　ものには限り　あるけれど

　　　　　　　揺らぐ灯　消えぬと願う」


(54)　「気がつけば　父の言ってた　口癖で　

　　　　　　　　　　　　息子を叱る　自分に笑う」


(53)　「待つ気持ち　楽しくもあり　辛抱も」


（52）「故郷の　思いで可愛い　福寿草」


（51）「できたこと　ひとつひとつが　できないと

　　　　　　　　　　　　　母のため息　冷えて固まる」


(50)「雪仕事　たった一晩　音を上げる」


(49)「ありがとう　気持ちを込めて　ブラウニー」


(48)「すぐそこに　希望の春が　来ているよ」


(47)「東京に　初雪降って　縮こまる」


（46）「聞こえない　無言の中に　耳澄ます　

　　　　　　　　　　切れた音確かめ　我も受話器置く」


（45）「電話口　明るい母の　声を聞く」


(44)「久しぶり　雨のしずくが　竿つたう」


(43)「足裏の　平らなところは　少しだけ

　　　　　　　赤い靴製　母の足なり」


(42)「始めての　絵手紙書いて　母のもと」


（41）「何気ない　会話を交わす　目の高さ　

　　　　　　　　　　いつしか母の　ものと同じに」


(40)「タッタッと　紅白帽に　追い越され　」


（39）「香り聞く　水仙の花　石垣に」


(38）困難も　喜びさえも　雪の中　


（35）「通じ合う　あうんの連係　何時のこと」


(34)「不利もまた　一丸となる　底力」


（33) 「芝生上　選手の影が　星になる　

　　　 　深夜の死闘　歓喜で終わる」


(32)「異国の地　熱戦続き　寝不足に」


(31) 「思い出の　布を集めて　ひと針に　

景色が浮かぶ　心のキルト」


(30)「喜んだ　笑顔が嬉しい　プレゼント」


(29 「退場の　不利を乗り越え　勝ちつかむ」


(28)「セバスチャン　速いわ強いわ　カッコいい」


(27) 「母が子に　子が母になる　そんな絵を

　　　　　　　　　　微笑ましく見る　わたし母の子」


（26）「満足だ　大いに満足　まぁまぁだ

　　　　　　　　 　 箸の進みと　皿がもの言う」


（25）「勇気持ち　　前に！前に！が　　　ゴール生む」


(24)「キュッ！キュッ！と　氷を削る　エッジ音
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　 自信の笑みに　隠れた涙」


（23）「身を飾る　　ものみな落ちて　　なお美しく

　　　　　　　　　　　　　気高くそびえる　　銀杏並木」


　(22)　「９０分　　走ってつないで　ネット揺れ」


　(21)　「父植えた　桜を今年は　見に行くぞ」


（20）「胸の内　陽だまり抱えた　温かさ　

　　　　　　　　　　　朝日に光る　水面キラキラ」
　

（19）「華奢に見え　繊細にも見え　　逞しい

　　　　　　　　　　　　　寒風に揺れ　水仙は咲く


（18）「寒いとか　暑いだなどと　

　　　　　　　　愚痴言わず　土の下では　出番の準備」


（17）　「テレビ前　正座で観戦　代表戦」


（16）　「川下る　風は冷たく　山は雪？」


（15）　「調理場で　老若、力の　綱引きに

　　　　　　　　　　　　裁判員は　微笑み浮かべ」


（14）「ケイタイで　つながる実感　産業ナビ」

　　　　
（13）「思い出を　つなぎ合わせて　贈り物」


（12）　「駅伝を　見ていてそうだと　感じたよ

　　　　　　　　　　いのちをつなぐ　家族のリレー」


（11）　「輪の中の　小さき姿　母なれど

　　　　　　　　　　　　心の中に　とても大きく」

　　
（10）　「欲張って　お願いいくつも　考える

　　　　　　　　　　　神の御前で　無心に手合わす」
　

（9）　「慈悲深い　仏様です　もの言わず　

　　　　　　　　　　　　賽銭多少　すべて受け入れ」


（8）　「交差点　信号待ちの　車無し」


（7）　「食べ納め　ちからを選んで　ありがとう」


（6）「松飾　選ぶ指先　迷いつつ　

　　　　　　　　　　　幸せの重さ　祈りも込めて」


（5）　「リウマチの　曲がった指で　支え持つ　

　　　　　　　　　　　　スープに溶けた　野菜の命」


（4）　「日焼けした　男の顔が　仕事する　

　　　　　　　　　　　　　師走の空に　続く故郷」


（3）　「家々に　灯る明りの　数だけの　

　　　　　　　　　　　クリスマスの夜　静かに過ぎゆく」


（2）　「おじさんに　ちょっと不似合い　アロマの香

　　　　　　　　　　　　　風の予防に　ティートゥリー」


（1）　「紙ひこうき　師走の空を　ひと回り」