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医療従事者に起こりうる危険

最終更新日:2022年02月03日

こんや鍼灸治療室
(平井1丁目)

埼玉県で訪問診療の医師が患者家族に逆恨みされ殺害されるという痛ましい事件がありました。


日頃から訪問診療の医師やナースの仕事を間近で見ている者としては本当に心が痛みます。


大阪の精神科のクリニックでガソリンがまかれ放火された事件もそうですが不特定多数のしかもいろいろな人を相手にしなければいけない、そして患者さんを選べない医師は少なからずこのような危険があります。


僕のような紹介された患者さんがほとんどを占める治療院でもトラブルになったことがあります。


10年以上の付き合いのある患者さんでしたが、だんだん通院が厳しくなりいよいよ通えなくなったので訪問治療を何回かしていました。


ところがある日警察から「○○さんがオタクで治療されてから歩けなくなったと言っている」と電話がかかってきたことがありました。


元々、不平不満の多い人ではありました。しかしこちらに全く落ち度が無いと思っていても、少しでも関わりを持つということは恨みを買ってしまうことも考慮しておかなければいけないのかもしれません。


今回の場合も感謝こそされても、いや、亡くなった92歳の母親は感謝していたと思いますが66歳の息子はすべての負の感情を医師に向けました。


基本的に生きている間に最善を尽くすのが医療従事者ですから弔問はしません。もう何の力にもなれないからです。


しかし僕も30年のこの仕事で一度だけ患者さんの家族に声を掛けられ線香をあげに行ったことがあります。


それは本当に家族ぐるみで長く治療した患者さんでしたので家族の気持ちを考え伺いました。


今回も加害者に頼まれて行ったらしいのですが、やはり危険を感じていたのか男性多人数で行っています。


しかし、まさかまさか散弾銃を2丁持って至近距離から撃とうと思っているとは考えなかったと思います。


92歳の母親が亡くなって「もう終わりだ」と思えてしまう66歳をとても普通とは誰も思わないでしょう。


究極のマザコンと言えばそれまでなのかもしれませんが母親を介護する独身男性は少なくないと思います。


多くは無口に頑張っているのを微力ながらお手伝いすることもあります。


大切なのは社会生活から孤立しないことです。地域包括センターなど相談窓口がありますので一人で抱え込まずに多くの人を巻き込むことが最善の対応策だと思います。


悲観的で内向的で社会性のないこの加害者は特別ですが、先が見えない一人での介護は早晩肉体的にも精神的にも行き詰まります。


社会、地域で支える体制はこの20年でかなり整っています。こういった事件を繰り返さないためにも介護者の心の健康が大切です。


不満よりも相談を。


参考:『母さん、ごめん。50代独身の介護奮闘記』 松浦晋也著     日経BP社

基本情報

事業所名
こんや鍼灸治療室
ふりがな
こんや はりきゅう いん
代表者名
鍼灸師 近谷 “ハリオ” 良平
ふりがな
こんや りょうへい
営業時間
月、火、水、金、土曜日   9:00~18:00       

日曜日  午前のみ  

祝祭日  午後のみ(12:00~18:00)


予約は1時間前までにお願いいたします
定休日
 木曜日 

 

 






 
電話番号
03-3636-0050
Webサイト
問い合わせ
所在地
〒132-0035
江戸川区平井1丁目4−19
アクセス
 平井駅から京葉道路方向へ徒歩11分 

 小松川三丁目バス停からは徒歩3分(京葉道路から平井駅方向にバス通り右側を約150m) 歩行者専用横断歩道(信号)そば

 ☆日曜午後は船堀駅から徒歩5分(予約時にお問い合わせください)

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