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「田井塾」:中小企業庁講師-実験としての試み5-

最終更新日:2024年04月21日

科学啓蒙作家の塾「田井塾」
(北小岩3丁目)

 「田井塾」:中小企業庁講師-実験としての試み5- ニュース画像1
 この世に存する限り、人は人としてプロである。人は勉強を手段に己の心に「泉」を見出し、いつしかそこに「美」が映えるを知る。これをして彼方に「像」を予感し、それを求めて今を生きる。-田井-

・・・・・ 序奏 ・・・・・

●C.Danvers-C.Sigman-・・・「TILL(愛の誓い)」


・・・「田井塾」:中小企業庁「起業家教育支援」講師-実験としての試み-・・・

 ●はじめに●
 私は中小企業庁に承認された「起業家教育支援講師」です。基本的には、中学生や高校生、大学生の皆さんに自分のアイデアを商品を通して具体化し、これを発表する場として企業を興し、地域の発展に貢献することの素晴らしさをお話しすることを中心に活動すること、これが私に与えられた大切な役割になっています。
 しかし、将来への可能性を無限に秘めた若者たちに「素晴らしいこと」、「楽しいこと」だけをお話しするのが講師の役割だとは思いません。これからの人生においてどのような問題が待ち受けているのか、これを実体験を通してお話しすることもとても大切なことだと思います。これからの話を皆さんが起業家になるための貴重な予備知識として心の隅に置いていただけましたら幸いです。
 なお、起業家を志して頑張っている皆さまに向けて発表する下記の事例は、高齢化社会に突入した日本においては「泣き寝入り」という形で日常生活の中にますます潜むようになっています。こうした方々を「陰湿な企業家」から守るためにも、皆さま、ぜひご関心をお寄せくださいますようお願い申し上げます。

 ●起業家として考えられるリスクの参考例●
 今から約30年前のことでした。塾での授業中にジッポ(?)で遊んでいたお子さんからそれを取り上げたのが原因でした。彼は翌日「お礼参り」に塾に来て、そして私の左側下顎に拳骨を食らわし、私はその場に倒れたのでした。その日の夜遅く、そのお子さんに小岩警察署に来ていただき、担当官に事の重大さを深刻に話していただきました。しかし、お子さんの将来を考え、事件を表沙汰にすることなく、これで解決済みとしました(ただし、その時に受けた肉体的衝撃による影響のため私は今も病院に通っています)。
 しかし、残念なことに、それ以来私が塾から家に帰る途中で集団グループの待ち伏せを受け、身に危険を感じる嫌がらせを受けるようになりました。この問題を何とか解決しなければならず、当時世話になっていた教室の大家さんに助けを求めましたが、関与を婉曲的に断られました。こうした状態が続く中で、塾生が少しずつお辞めになられ、とうとう自宅のローンと教室の賃貸料を払うことが出来なくなってしまいました。この厳しい状況を抜け出すためには、自宅と教室を1つにまとめるしか方法がありませんでした。教室の所有者に何度も教室を譲って欲しいとお願いしましたが、叶いませんでした。
 とうとう行き詰まってしまい、当時、自宅を購入した不動産会社に相談に行き、事情を話し、理想とする住い兼教室を世話していただくことになりました。中古物件をいろいろと紹介していただきましたが、地理的問題、金銭的な問題でどうしても納得が行きませんでした。しばらく経って、この不動産会社は新築を建てる案を持って来ました。ただし、その際に掛かる費用は一億円で、これ以下には下げられないと言うことでした。  
 しかし、どう考えても私の手の届く金額ではありませんでした。いずれにせよ、まず当時この不動産会社の口利きでローンを組んだ某金融機関に相談に行くことにしました。翌日とにかくその金融機関に「朝」早く出向き、そして事情を話し、どの程度の金利で借りられるものか聞きました。すると、30年のローンで、金利は固定で5%でこれ以下には下げられないということでした。ローンの残りがまだ半分以上ありましたので、頭金を作ることは不可能でした。
 一億円を借りると月々の支払いがどうなるか、当然ながらかなり厳しい結果が出て来ました。30年に1年の12カ月を掛けることによって得られる360回で一億円を割ると、月約28万円が得られます。利息は1%の場合で100万円に対して1万円ですから、一億円ですとその100倍で借りた年の1年間の利息は100万円です。実際は5%ですから利息だけで年500万円です。これを12カ月で割ると、初年度だけで少なくとも利息が月約42万円だったのです。どう考えても完全にお手上げでした。しばらくして、とうとうこの不動産会社から何の連絡もなくなっていました。
 ああ、神よ、何と言うことでしょう!これまでの不動産会社が一億円でないと建たないと言って譲らなかった同じ土地に対して、別の不動産会社が3800万円の建売りのチラシを新聞の折り込みに入れたのでした。私は今もこれを大切に持っていますが、これで私の先の不動産会社に対する信頼は不信感に変わってしまいました。教室を新学期に間に合わせたかったので、直ちにこの不動産会社に事情を話し、そして2棟を1棟にして建てることにしました。
 2ケ月程してのことでした。先の不動産会社から電話が入り、私は電話口でいきなり「トンネルをした」と怒鳴られるのでした。当時私は「トンネル」の意味が分かりませんでしたが、とにかく塾としての信用問題もありますので、事を大袈裟にしないよう、この不動産会社の呼び出しに応じることにしました。会社に行くと、社長を間に4,5人の方が私を待っていました。いずれにせよ、私が「トンネルをした卑怯な人間である」と言うことでした。しかし、私はチラシの件を話し、それを認めませんでした。そしてこれで問題が解決したものと考えていました。
 しかし、そうではありませんでした。私が購入した最初の物件の住宅ローンを組む際に作成した書類が、先の不動産会社が持っていて、それがないと今回の新しいローンを組むことが出来ないと言うのです。新しい不動産会社から「必要な書類なので早く連絡して、それをもらって欲しい」と言われました。さっそく先の不動産会社に連絡すると、しかし、「どこにあるか分からない」の一点張りでした。
 しかし、それでも私はその会社の社長の下に何度も足を運び、とうとう「この度のお礼として領収書なしの50万でお願いしたいのですが」と話しました。すると、「その書類は某金融機関が持っている」とのことでした。直ちにこちらの機関に行くと、しかし、「担当者がいないので分かりません」とのこと。やはり、こうして何度か足を運び、そして月々5万円の定期預金を作ることによって、ようやく書類を手にすることが出来るのでした。

●さいごに●
 起業家を志して現在頑張っている方々に「起業家の中にはこのような問題を経験をしたからこそ、結果として今も活躍することが出来ている」ということをぜひ知っていただきたいと思い、この文章を発表させていただきました。皆さまのお役に立てますように。
 上記文を読んでお気付きになられた点がありましたら、ぜひ下の「メールフォーム」を使ってご感想をお寄せいただきたくお願い申し上げます。
 
 
●●●●● 今日も一日感謝の心で ●●●●● 
 
 

基本情報

事業所名
科学啓蒙作家の塾「田井塾」
ふりがな
かがくけいもうさっかのじゅく・たいじゅく・
代表者名
田井正博
ふりがな
たいまさひろ
営業時間
14:00~21:30
定休日
日曜日
電話番号
03-3671-1002
Webサイト
問い合わせ
所在地
〒133-0051
江戸川区北小岩3丁目25-19
アクセス
 京成江戸川駅前通りを蔵前橋通りに向かって徒歩1分

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