一度は点検しましょう。

先日テレビで椎間板ヘルニアの最新手術についてやっていました。
椎間板は背骨の間にあるクッション剤のようなものですが、それが骨と骨の間から飛び出て神経を圧迫するもので、とてもつらいものです。
そのヘルニアも最新の技術でかなり治るようになってきました。
ただ一番いいのはヘルニアにならないようにすることです。
中には先天性の方もいらっしゃると思いますが、多くは日頃の仕事などでなる場合が多いです。
常に重いものを持ち上げていたりすると骨に負担がかかり、椎間板が飛び出したりすることもありますし、からだのゆがみをそのままにして常に背骨の一部に負担がかかり、椎間板が出てくる場合もあります。
からだのゆがみはすぐ痛くなれば何が原因かを診てもらったりするので判りやすいですが、少しずつゆがんで気が付かず、あるときに限界に達してはじめて判る場合も多いです。
私は二年前に白内障で両目を手術しました。それは二重に見えたり、視界がぼやけて初めて眼科に行きわかりました。そのときには白内障がかなり進んでいて手術しか手がありませんでした。
手術して翌日眼帯を取り、目に飛び込んできた朝日が何と白かったことか「朝日は白いんだ！」とびっくりしました。
実は白内障の影響で白いものがすべて黄ばんで見えていて、当然朝日も夕日のように見えていたのですが、少しずつ悪くなると、全く気が付きません。
それと同じで、あるとき悪くなって初めて気が付く訳です。
その前に何かの前兆は必ずあるのですが見逃がしてしまう。
たまには腰が痛かったり背中が張ったりしたときに一度からだのゆがみを見てもらうことをオススメします。
もしかしたらからだのゆがみが発見できるかもしれません。