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裁断の専門家 有限会社紅日裁断

印刷インクへの影響(その2)2011年04月06日

先日、紙と印刷インキへの震災による影響を書きましたが、その続き、経過報告です。

最近読んだ記事に下記のような印刷インクへの影響記事がありました。(以下抜粋記事含む)

 東日本大震災で丸善石油化学・千葉工場における印刷インキの主原料設備の復旧に最低1年を要することが明らかになったのを受け、印刷インキ各社が対応を急いでいる。なかでも新聞インキの主原料の1つであるジイソブチレン(DIB)は丸善石化が国内唯一のメーカーであることから、業界団体の印刷インキ工業連合会は危機感を強めている。こうした状況に対し、各社は代替原料ソースの確保や海外からの調達に加え、場合によっては他原料へのシフトも視野に入れるなど事態打開に全力を挙げており、当面の供給不足を回避させると強調している。

 東日本大震災で千葉工場が被災した丸善石化は先週末、同工場のアルコールケトン設備の復旧に最低1年を要すると発表した。同設備は新聞インキやオフセットインキ、グラビアインキの主原料となるDIB、メチルエチルケトン(MEK)、セカンダリーブチルアルコール(SBA)を生産。これによって印刷インキの主原料が長期出荷停止を余儀なくされる見通しとなった。

 これを受けインキ各社は、製品の安定供給維持に向けて動き出した。最大手のDICは、同社の海外拠点や国内外の同業他社から調達・購入する方向で調整を進めるほか、代替原料ソースの探索や代替技術の活用なども検討。場合によっては、色数・品種の絞り込みやスペックダウンを印刷業界などに要望する。
 一方で、被災した顔料などの生産拠点である鹿島工場は、4月中旬から稼働を順次再開するとともに、ほとんどの設備で5月末をめどに復旧を目指す。

 東洋インキSCホールディングスは、代替原料の確保に加え中国・アジアなど海外拠点などからの原料や製品輸入の可能性も含めた対応策を進めている。また、サカタインクスは輸入などによる代替品調達にはめどが立ちつつあるとしているほか、原料出荷停止がさらに長期化する場合は他の原料へのシフトも視野に入れる可能性も探る。

 こうした各社の総力を挙げた取り組みにより、当面の製品供給不足は回避される見通しだ。

と言うことは、新聞が読めなくなる?夕刊の発行が減っているようですが、電子化もさらに加速するかもしれませんね!
まあ、外国からの輸入でなんとか賄って事なきを得そうですが、、、。



MEK代替原料としてNPACを増産と言う記事も読みました、


 昭和電工は、環境対応溶剤の酢酸ノルマルプロピル(NPAC)を増産する。東日本大震災の影響でメチルエチルケトン(MEK)の供給不足が懸念されるなか、代替需要の高まりを受けて供給体制を整える。大分コンビナートにある年産1万トンのプラントを近くフル稼働させる考え。印刷インキのほか接着剤や光学フィルム、抽出溶剤向けでの利用を見込む。
 NPACは、トルエン代替材料として開発した酢酸エステル系の溶剤。大分コンビナートではアリルアルコールの中間体である酢酸アリルから一貫して生産を行っている。優れた安全性に加え、揮発性有機化合物(VOC)に対する排出規制が強まるなか、溶剤回収に適した製品して需要が伸びているという。
 東日本大震災のため、丸善石油化学の五井工場(千葉県)では年17万トンの能力を持つMEKのプラントが操業を停止。包装材料メーカーなどは他製品への切り替え準備に着手しており、代替性の高いNPACに対する引き合いが高まってくるとみられる。同社としても生産量を拡大することによって、市場ニーズに応えていく構え。
 一方、同じく溶剤として使用される酢酸エチルは、協和発酵ケミカルと共同出資する日本酢酸エチル(大分県)の同10万トンのプラントがすでにフル操業に達している。そのため、同5万トンの能力を持つショウワ・エステリンド・インドネシアからの輸入も検討を開始している。


当社の業界に最も関わっているシルクスクリーン印刷のインクに関しては、何のアナウンスも聞こえてこないので大丈夫と思われるが、なかにはオフセット印刷もあるので、中長期的に考えて行かねばならない問題ですね!

しかし、何でもそうだが、一度変わってしまった素材やルートは、再稼働したからといって、はたして戻るのだろうか??と、いつも疑問に思います。
当社のような零細企業ですと一度ルートが変わると、取り戻すのは至難の業、いや無理に近いです。

切る事なら何でもお任せください!ハサミで切れる素材でしたらどんな素材でもカット・断裁が可能です!1枚、小ロット、短納期(即納)大歓迎です!ビニール、オレフィン、紙、PP、硬質、不織布、ターポリン、布、精密にカット致します 
裁断専門の紅日ビニール工業所
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