財務会計の基礎 -損益分岐点分析 ⑤-
最終更新日:2017年08月14日
池田経営会計事務所
(松江2丁目)
今回は、損益分岐点分析の説明、第5回となります。
売上により企業の収益構造は変わります。売上は、単純にいえば、商品単価と商品数量とで構成されます。売上=商品単価☓商品数量、となります。その商品単価の変化、商品数量の変化とで、企業の変動費、固定費などのコストが変化します。
商品単価と商品数量のマトリックスで見た場合、次の4つの組み合わせが考えられます。
・A:商品単価(上げる)☓商品数量(増やす)
・B:商品単価(上げる)☓商品数量(減らす)→売上高はCと同じ
・C:商品単価(下げる)☓商品数量(増やす)→売上高はBと同じ
・D:商品単価(下げる)☓商品数量(減らす)
上記4つの組み合わせに対して、企業の収益構造は次のようになります。
・A(儲かる企業):売上高はB~Dより多い、変動費比率及び固定費比率は低い、利益はB~Dより多い
・B(販売単価で儲ける企業):売上高はCと同じ、変動費比率はCより低く、固定費比率はCと同じ、利益はCより多い
・C(販売数量で儲ける企業):売上高はBと同じ、変動費比率はBより多く、固定費比率はBと同じ、利益はBより少ない
・D(儲からない企業):売上高はA~Cより少ない、変動費比率上昇、固定費比率上昇、利益はA~Cより少ない
上記より、商品単価は収益に大きく影響することが分かります。商品単価が上がれば利益は大きく増加し、商品単価が下がれば利益は悪化します。
詳しくはこちらをクリック → http://mmcea.com/business-analysis/profitability-analysis/bep
売上により企業の収益構造は変わります。売上は、単純にいえば、商品単価と商品数量とで構成されます。売上=商品単価☓商品数量、となります。その商品単価の変化、商品数量の変化とで、企業の変動費、固定費などのコストが変化します。
商品単価と商品数量のマトリックスで見た場合、次の4つの組み合わせが考えられます。
・A:商品単価(上げる)☓商品数量(増やす)
・B:商品単価(上げる)☓商品数量(減らす)→売上高はCと同じ
・C:商品単価(下げる)☓商品数量(増やす)→売上高はBと同じ
・D:商品単価(下げる)☓商品数量(減らす)
上記4つの組み合わせに対して、企業の収益構造は次のようになります。
・A(儲かる企業):売上高はB~Dより多い、変動費比率及び固定費比率は低い、利益はB~Dより多い
・B(販売単価で儲ける企業):売上高はCと同じ、変動費比率はCより低く、固定費比率はCと同じ、利益はCより多い
・C(販売数量で儲ける企業):売上高はBと同じ、変動費比率はBより多く、固定費比率はBと同じ、利益はBより少ない
・D(儲からない企業):売上高はA~Cより少ない、変動費比率上昇、固定費比率上昇、利益はA~Cより少ない
上記より、商品単価は収益に大きく影響することが分かります。商品単価が上がれば利益は大きく増加し、商品単価が下がれば利益は悪化します。
詳しくはこちらをクリック → http://mmcea.com/business-analysis/profitability-analysis/bep
基本情報
- 事業所名
- 池田経営会計事務所
- ふりがな
- いけだけいえいかいけいじむしょ
- 代表者名
- 税理士 池田 忠
- ふりがな
- いけだ ただし
- 電話番号
- 03-5879-2814
- Webサイト
- http://mmcea.com/
- 問い合わせ
- 所在地
- 〒132-0025
江戸川区松江2丁目40-12
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