生産性分析 ③
最終更新日:2017年11月14日
池田経営会計事務所
(松江2丁目)
今回は生産性分析、第3回です。
[生産性の構成要素]
生産性分析は、インプット(投入高)に対するアウトプット(産出高)の割合で計算されます。具体的には、次の算式で計算されます。
・労働生産性=付加価値(限界利益)÷従業員数
・資産生産性=付加価値(限界利益)÷総資産
労働生産性での算式では、従業員1人当り、いくらの付加価値を生み出したかを計算します。当然、この金額が大きいほど、従業員1人が所有する生産性が高くなります。
資産生産性での算式では、企業が所有する資産のうち従業員1人当りが分担している資産で、いくらの付加価値を生み出したかを計算します。当然、この金額が大きいほど、資産の活用度が高く、従業員1人当りが分担する資産の生産性が高くなります。
そして、この算式は次のように5つの構成要素に展開できます。
・労働生産性(付加価値÷従業員数)=①利ざや率(付加価値÷売上)☓②資産装備率(資産÷従業員数)☓③資産回転率(売上÷資産)
①の利ざや率と③の資産回転率を掛け算しますと、
・①利ざや率(付加価値÷売上)☓③資産回転率(売上÷資産)=④資産生産性(付加価値÷資産)
と資産生産性が計算されます。
さらに、②の資産装備率と③の資産回転率を掛け算しますと、
・②資産装備率(資産÷従業員数)☓③資産回転率(売上÷資産)=⑤従業員1人当りの売上高(売上高÷従業員数)
と従業員1人当りの売上高が計算されます。
つまり、労働生産性は次の5つで構成されており、これらを改善することで、労働生産性を高めることができます。
①利ざや率(付加価値÷売上)
②資産装備率(資産÷従業員数)
③資産回転率(売上÷資産)
④資産生産性(付加価値÷資産)
⑤従業員1人当りの売上高(売上高÷従業員数)
詳しくはこちらを → http://mmcea.com/business-analysis/productivity-analysis/va2/
[生産性の構成要素]
生産性分析は、インプット(投入高)に対するアウトプット(産出高)の割合で計算されます。具体的には、次の算式で計算されます。
・労働生産性=付加価値(限界利益)÷従業員数
・資産生産性=付加価値(限界利益)÷総資産
労働生産性での算式では、従業員1人当り、いくらの付加価値を生み出したかを計算します。当然、この金額が大きいほど、従業員1人が所有する生産性が高くなります。
資産生産性での算式では、企業が所有する資産のうち従業員1人当りが分担している資産で、いくらの付加価値を生み出したかを計算します。当然、この金額が大きいほど、資産の活用度が高く、従業員1人当りが分担する資産の生産性が高くなります。
そして、この算式は次のように5つの構成要素に展開できます。
・労働生産性(付加価値÷従業員数)=①利ざや率(付加価値÷売上)☓②資産装備率(資産÷従業員数)☓③資産回転率(売上÷資産)
①の利ざや率と③の資産回転率を掛け算しますと、
・①利ざや率(付加価値÷売上)☓③資産回転率(売上÷資産)=④資産生産性(付加価値÷資産)
と資産生産性が計算されます。
さらに、②の資産装備率と③の資産回転率を掛け算しますと、
・②資産装備率(資産÷従業員数)☓③資産回転率(売上÷資産)=⑤従業員1人当りの売上高(売上高÷従業員数)
と従業員1人当りの売上高が計算されます。
つまり、労働生産性は次の5つで構成されており、これらを改善することで、労働生産性を高めることができます。
①利ざや率(付加価値÷売上)
②資産装備率(資産÷従業員数)
③資産回転率(売上÷資産)
④資産生産性(付加価値÷資産)
⑤従業員1人当りの売上高(売上高÷従業員数)
詳しくはこちらを → http://mmcea.com/business-analysis/productivity-analysis/va2/
基本情報
- 事業所名
- 池田経営会計事務所
- ふりがな
- いけだけいえいかいけいじむしょ
- 代表者名
- 税理士 池田 忠
- ふりがな
- いけだ ただし
- 電話番号
- 03-5879-2814
- Webサイト
- http://mmcea.com/
- 問い合わせ
- 所在地
- 〒132-0025
江戸川区松江2丁目40-12
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