整腸、疲労回復に効果。2種類の甘酒の違い

暑中お見舞い申し上げます。 

㈱大由建設（ﾀﾞｲﾕｳｹﾝｾﾂ）のターコです。

 

今日は、「飲む点滴」と言われている「甘酒」にスポットを当てていきます。

 

米麹甘酒の特徴：

 

　麴菌が繁殖する際に多くの酵素が分泌され、米に含まれるでんぷんが分解されます。

　そして、ブドウ糖などに変化し、砂糖などを加えなくても自然な甘みがあります。

　米に含まれているタンパク質から作られているアミノ酸がうまみの元になります。

　ブドウ糖は、脳や体のエネルギー源となるので「飲む点滴」と言われています。

　夏におすすめの飲み物です。

 

酒粕甘酒の特徴：

 

　酒米を醸造させて日本酒を造る過程でもろみを搾った後に残る固形物です。

　糖質があまり含まれていないので、砂糖などを足して飲みます。

　日本酒を造るには、麹菌と酵母菌の２種類を発酵させています。

　タンパク質、食物繊維、ビタミンB群などが含まれています。

　煮沸してもアルコール分が残りますので、アルコールを受け付けない体質の人は

　注意してください。

 

米麹甘酒と酒粕甘酒の両方に含まれている栄養素：

 

　【アミノ酸】（マグネシウム・カリウム・亜鉛・鉄）

　　　　　　　　　　免疫力を高める。

　　　　　　　　　　体力、筋力の向上、持続力アップ。

　　　　　　　　　　脂肪燃焼促進。

 

　【食物繊維】　　　腸内の善玉菌を増やす餌となって善玉菌を増やし、便通改善。

　　　　　　　　　　ポリープや腫瘍などの発症を防ぐ。

 

　【ビタミンB群】　疲労回復に効果的。

　　　　　　　　　　糖の代謝や脂肪の燃焼を促す作用。

　　　　　　　　　　高血糖、高コルステロールなどの改善に効果。

 

　【菌】　　　　　　胃酸で死滅するが、死骸が善玉菌の栄養分になる。

　　　　　　　　　　善玉菌をふやし、腸内環境の改善につながる。

 

 

甘酒は、一日に100～200㎖を目安として毎日摂取することが大切です。

一度にたくさん飲んでも即効性はありません。

お好みでヨーグルトやおみそ汁にスプーン１杯加えるのもお勧めです。

楽しみながらアレンジして継続していけば、体調の変化も実感できそうでね。

 

体調を整えて猛暑を乗り越えましょう。

 

 

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