日本人にはあまり意味がない健康方法①

こんにちは。

㈱大由建設（ﾀﾞｲﾕｳｹﾝｾﾂ）のターコです。

 

今日は、残念ながら日本人にとってあまり意味がなかった健康法を紹介しますね。

 

骨粗鬆症にならないようにカルシウム摂取には、牛乳を飲むことが大切と信じて

いたと思います。

 

牛乳を飲むとおなかがゴロゴロする乳糖不耐症が日本人を含む

黄色人種の中には約７割以上いるそうです。

 

欧米から伝わった牛乳を飲む習慣は、日本人の体質にあっているか疑問視されて

います。

 

骨粗鬆症は遺伝的素因が大きく、カルシウムとビタミンDの作用、女性ホルモン、

骨の合成、動脈硬化などに関連する遺伝子たちが関わってくることがわかってきて

います。

 

米国、北欧などカルシウム摂取量が多い国ほど、大腿骨頸部骨折を起こす割合が高い

傾向があります。日本人のカルシウム摂取量は米国人の約半分ですが、骨粗鬆症発生率は米国白人の約半分です。

 

乳製品の摂取量が増えると前立腺がんの発生率が上昇します。

 

ただ、個人的には日本の酪農産業の衰退を考えてみると、少しでも多く牛乳を

飲みましょうと伝えたいです。搾乳した牛乳の半分は処分されています。

 

国内生産の減少と輸入の増加。生産構造の変化や大規模層への集中など

日本酪農の直面する課題は山積しています。

 

牛乳を飲んだ方がいいのか矛盾が生じてしまいますね。

ただカルシウム源として牛乳だけにこだわる必要がないのかもしれません。

 

 【参考】

＊　カルシウム量が多い食材　

 　　１回に摂取量の目安（ｇ）---カルシウム含有量（mg）

 

　　水菜　　ゆでたもの60ｇ　---　120mg　

　　小松菜　ゆでたもの60ｇ　---　90mg

　　春菊　　ゆでたもの60ｇ　---　72mg

　　青梗菜　ゆでたもの60ｇ　---　72mg

　　ひじき　ゆでたもの60ｇ　---　58mg

 

　　木綿豆腐　　　　　150g　---　140mg

　　絹ごし豆腐　　　　150g　---　113mg

 

＊　ビタミンC（アセロラジュース、ブロッコリー、カリフラワー、ピーマン、

　　ゴーヤ・ほうれん草・とまと・いちご・等）やクエン酸（柑橘類・梅干し・

　　パイナップル・メロン等）を含む食材と一緒にカルシウム摂取をすると

　　吸収率が７倍近く上昇。

 

 

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　参考文献：(講談社ブルーバックス）

                                                                                           　　　　欧米人とはこんなに違った

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　日本人の「体質」

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　奥田昌子著

 

 

 

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