全身麻酔と気管挿管に備える:周術期の口腔管理の役割
最終更新日:2024年05月26日
医療法人社団スマイル会 ふかさわ歯科クリニック篠崎
(篠崎町7丁目)
周術期における口腔管理の重要性について説明します。
周術期とは、手術前後の期間を指し、この期間中の口腔管理は全身麻酔や気管挿管の際に発生し得る合併症のリスクを低減するために非常に重要です。
まず、全身麻酔と気管挿管について考えます。全身麻酔を行う際には、患者の呼吸を確保するために気管挿管が必要になります。この手技では、口腔内を通じてチューブを挿入します。そのため、口腔内の細菌が気道に侵入しやすくなり、感染症のリスクが高まります。
特に、歯周病や動揺歯(揺れ動く歯)があると、細菌が多く存在するため、合併症のリスクがさらに増加します。 周術期口腔管理は、このようなリスクを軽減するために行われます。
具体的には、手術前に歯科医による口腔内の清掃や治療を行い、歯周病の治療や動揺歯の処置を行います。また、手術中にはマウスプロテクターを使用することがあります。これにより、気管挿管時に歯や口腔内組織を保護することができます。
呼吸器外科の手術では、特に口腔内の清潔さが重要です。口腔内の細菌が気道に侵入すると、術後合併症として肺炎などの呼吸器感染症を引き起こす可能性があります。これを防ぐためにも、周術期の口腔管理は不可欠です。
入れ歯安定剤を使用している方は、手術前の食事では入れ歯安定剤の使用を控えてください。気管挿管時に入れ歯安定剤を気管内に押し込んでしまうリスクがあるためです。
術後のケアも重要です。絶食期間中や経管栄養中は、口腔内の清潔を保つことが難しくなるため、口腔ケアを怠らないようにすることが求められます。
まとめ
全身麻酔による手術前後に歯周病を放置すると、合併症のリスクが上昇します。特に、気管挿管時に口腔内の細菌が気管に入ることで重篤な合併症を引き起こす可能性があります。
手術日が決まったら早めに歯科医院を受診し、歯周病治療を行うことが重要です。手術前後の口腔ケアを徹底し、唾液分泌を促進することも効果的です。
基本情報
- 事業所名
- 医療法人社団スマイル会 ふかさわ歯科クリニック篠崎
- ふりがな
- いりょうほうじんしゃだんすまいるかい ふかさわしかくりにっくしのざき
- 代表者名
- 深沢 一
- ふりがな
- ふかさわ はじめ
- 営業時間
-
(月~金)9:00 〜 13:00 14:30 〜 19:30
(土)8:00 〜 13:00 14:00 〜 18:00
(日)8:00 〜 13:00 14:00 〜 17:30 - 定休日
- 第三金曜日の午前中は院内研修のため休診です。
- 電話番号
- 03-3676-1058
- Webサイト
- https://2525.biz/
- 所在地
- 〒133-0061
江戸川区篠崎町7丁目 27-23-ISIビル千葉銀行3F - アクセス
- 都営新宿線篠崎駅南口徒歩1分です。ローターリー前の千葉銀行が1階にあるビルの3階です。京成バス、都営バスなら都営新宿線篠崎駅南口バス停下車し、徒歩1分です。









SNSでシェアする