抜歯を避けるための選択肢：歯根嚢胞摘出と歯根端切除

歯根嚢胞摘出手術と歯根端切除術の概要

手術の目的と適用症例

• 歯根嚢胞摘出手術: 大きな歯根嚢胞が存在する場合に、抜歯を避けるために行う手術。
• 歯根端切除術: 歯根先端に感染がある場合に行う手術。
• 両手術は日帰りで同時に実施され、保険適用です。

手術の流れ

• 歯茎を切開し、骨を露出させた後、歯根嚢胞を摘出し、歯根の感染部位を切除します。
• 必要に応じてCGF（血小板濃縮フィブリン）と人工骨を使用し、骨再生を促進します（保険適用外）。

術後の注意点

• 内出血やしびれ感: 手術後、頬や唇に内出血が見られることがありますが、自然治癒します。
• 歯磨きと食事: 手術当日は歯磨きを控え、翌日からは手術部位を避けて行うこと。食事は柔らかいものを摂取。

術後の治療と予後

• 歯根嚢胞摘出手術と歯根端切除術を行った後、約6か月で骨が再生することが確認されます。
• 手術後の再発率は10％以下で、予後不良のケースも一部あります。

手術の費用

• 歯根嚢胞摘出手術と歯根端切除術は保険適用されますが、使用する材料や手術内容により費用が変わります。
• 一部の民間保険では手術給付金が支給されることもあります。

大臼歯での手術の可否

• 大臼歯の位置により、手術が不可能な場合があります。特に舌側に嚢胞がある場合は、摘出が難しいことがあります。

江戸川区篠崎での手術希望者へ

• 歯根嚢胞摘出手術と歯根端切除術を希望する方は、当院での日帰り手術が可能です。詳細は江戸川区篠崎で歯根嚢胞摘出手術と歯根端切除術を受けるをご覧ください。