親知らず抜歯後の正しい歯磨き方法と注意点

親知らず抜歯後の適切な歯磨きと口腔ケア

親知らずの抜歯後は、適切な歯磨きと口腔ケアが回復を早め、トラブルを防ぐために重要です。以下では、抜歯後の段階ごとのケア方法を詳しく説明します。

抜歯直後から3日目までのケア

歯磨きの控え方

抜歯当日は歯磨きを控えましょう。2日目から3日目は、抜歯部位を避けて他の歯を丁寧に磨いてください。

うがいの注意点

強いうがいは出血の原因になるため避け、軽く口をゆすぐ程度にとどめましょう。水での軽いうがいは2日目から可能ですが、刺激の強いうがい薬は使用を控えてください。

4日目以降のケア

歯磨きの再開方法

4日目以降は通常の歯磨きを再開できますが、抜歯部位は慎重に扱いましょう。柔らかい毛の歯ブラシを使用し、特に回転型の電動歯ブラシは控えてください。

抜歯部位周辺の磨き方

抜歯部位周辺は、優しく円を描くようにして食べかすを除去します。血餅を取らないように強くこすらないことが重要です。

歯磨き時の注意点

出血や痛みがある場合、その部分の歯磨きは控えめにしましょう。また、歯間ブラシやフロスの使用は、1週間程度控えてください。

全般的な口腔ケアの注意事項

歯磨きの時間と頻度

1回の歯磨きは2分以上、1日3回を目安に行いましょう。

歯磨き剤の選び方

ラウリル硫酸ナトリウムを含まない刺激の少ない歯磨き剤を使用し、フッ素が1450ppm含まれるものが推奨されます。

口腔洗浄について

当院で処方された洗口剤がある場合は、指示通りに使用してください。

異常がある場合の対応

もし痛みが続いたり、再出血が止まらない場合は、当院で処方したガーゼを噛んで止血してください。それでも血が止まらない場合は、すぐに当院へご連絡の上、ご来院ください。

 

親知らずの抜歯の詳細もご覧ください。