妊娠性歯肉炎:原因、症状、予防法と早産リスク
最終更新日:2024年10月07日
医療法人社団スマイル会 ふかさわ歯科クリニック篠崎
(篠崎町7丁目)
妊娠性歯肉炎について
妊娠中に突然歯茎が腫れたり出血したりする症状は、妊婦特有の妊娠性歯肉炎という歯周病の種類です。
このような症状が現れた場合は、早めに歯科医に相談することが重要です。 早産や低体重児出産のリスクが高まる可能性があるためです。
症状と経過
妊娠性歯肉炎は主に乳頭歯肉を中心に炎症が起きます。
妊娠2ヶ月から8ヶ月にかけて徐々に症状が現れ、歯茎全体が発赤し盛り上がります。 歯ブラシが触れるだけでも痛みを感じることがあります。 通常、妊娠8ヶ月を過ぎると炎症は治まり始め、出産後は自然治癒することが多いです。
原因
妊娠性歯肉炎の主な原因は、女性ホルモン(エストロゲン、プロゲステロン)の分泌増加です。
これにより、プレボテラ・インターメディアという歯周病菌が異常に増殖し、炎症を起こします。
予防と対策
セルフケア
- プラークコントロールを丁寧に行う。
- 無理のない程度にゆっくりと時間をかけて歯を磨く。
- 1~2週間続けると、腫れや出血が改善する可能性があります。
歯科治療
妊娠前から歯周病がある場合は、歯石除去などの歯周治療を受けることが推奨されます。
妊娠中期(16~32週)は比較的安定した時期であり、歯科治療を行うのに適しています。
妊娠中の歯周病ケアは、早産リスクを軽減するために重要です。症状が現れたら早めに対処し、正しいケアを心がけましょう。
詳細は妊娠中に歯茎が腫れる原因とは?妊娠性歯肉炎を理解しようをご覧ください。
基本情報
- 事業所名
- 医療法人社団スマイル会 ふかさわ歯科クリニック篠崎
- ふりがな
- いりょうほうじんしゃだんすまいるかい ふかさわしかくりにっくしのざき
- 代表者名
- 深沢 一
- ふりがな
- ふかさわ はじめ
- 営業時間
-
(月~金)9:00 〜 13:00 14:30 〜 19:30
(土)8:00 〜 13:00 14:00 〜 18:00
(日)8:00 〜 13:00 14:00 〜 17:30 - 定休日
- 第三金曜日の午前中は院内研修のため休診です。
- 電話番号
- 03-3676-1058
- Webサイト
- https://2525.biz/
- 所在地
- 〒133-0061
江戸川区篠崎町7丁目 27-23-ISIビル千葉銀行3F - アクセス
- 都営新宿線篠崎駅南口徒歩1分です。ローターリー前の千葉銀行が1階にあるビルの3階です。京成バス、都営バスなら都営新宿線篠崎駅南口バス停下車し、徒歩1分です。
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