すきっ歯と正中離開の違い:自然治癒と治療が必要なケース
最終更新日:2024年11月02日
医療法人社団スマイル会 ふかさわ歯科クリニック篠崎
(篠崎町7丁目)
すきっ歯とは
すきっ歯・空隙歯列とは
歯の間に隙間がある状態を「空隙歯列」と呼び、一般的に「すきっ歯」として知られています。正中にのみ空隙がある場合は「正中離開」として区別されます。
原因
歯周病
歯周病が進行すると、歯と歯の間に隙間ができることがあります。
歯の本数が少ない
先天的に歯が不足している場合、隙間が生じやすくなります。
小さい歯
歯が先天的に小さい場合、隙間ができることがあります。
指しゃぶり
5歳以降も指しゃぶりを続けると、出っ歯やオープンバイトに加え、すきっ歯の原因になります。
抜歯後の放置
抜歯後に歯を補わず放置すると、周囲の歯が移動し、不規則な隙間が生じることがあります。
治療法
矯正治療
原因によって自然治癒が期待できない場合、ワイヤー矯正やインビザラインなどの矯正治療を行います。
ラミネートべニア
隙間が小さい場合、歯の表面をわずかに削り、人工歯を貼り付けるラミネートべニアで治療します。
ダイレクトボンディング
コンポジットレジンを使用して隙間を埋める方法で、仕上がりはやや大きめの歯になります。
正中離開とは
正中離開の原因と経過
「正中離開」は、6歳児において中切歯が八の字状に生えて隙間ができる状態を指し、「みにくいアヒルの子時代」とも呼ばれます。通常は側切歯や犬歯の萌出で自然に隙間が閉じるため、特別な場合を除き心配は不要です。
過剰歯による正中離開
過剰歯が正中離開の原因になることがあります。放置すると改善しないため、早期に抜歯が必要です。
上唇小帯による正中離開
上唇の前歯中央にあるヒダ(上唇小帯)が原因で隙間が生じることがあります。6歳頃まで様子を見ることが一般的ですが、自然治癒しない場合は切除術が行われます。
上唇小帯切除術
浸潤麻酔のもと、上唇小帯をV字に切開し、歯茎を縫合することで正中離開が治癒する場合が多いです。費用は保険適用で、3割負担の場合約2,000円です。
詳細は子どものすきっ歯(正中離開)の原因と治し方をご覧ください。
基本情報
- 事業所名
- 医療法人社団スマイル会 ふかさわ歯科クリニック篠崎
- ふりがな
- いりょうほうじんしゃだんすまいるかい ふかさわしかくりにっく
- 代表者名
- 深沢 一
- ふりがな
- ふかさわ はじめ
- 営業時間
-
(月~金)9:00 〜 13:00 14:30 〜 19:30
(土)8:00 〜 13:00 14:00 〜 18:00
(日)8:00 〜 13:00 14:00 〜 17:30 - 定休日
- 第三金曜日の午前中は院内研修のため休診です。
- 電話番号
- 03-3676-1058
- Webサイト
- https://2525.biz/
- 所在地
- 〒133-0061
江戸川区篠崎町7丁目 27-23-ISIビル千葉銀行3F - アクセス
- 都営新宿線篠崎駅南口徒歩1分です。ローターリー前の千葉銀行が1階にあるビルの3階です。京成バス、都営バスなら都営新宿線篠崎駅南口バス停下車し、徒歩1分です。
SNSでシェアする