CAD/CAM冠とは？保険適用で白い歯を手に入れる方法

CAD/CAM冠とは

 

保険適用の白い被せ物

CAD/CAM冠は、保険が適用される白い被せ物です。コンピューターで歯の形を読み取り、ハイブリッドレジンという材料で作られます。自然な見た目で金属アレルギーの心配もありませんが、セラミックに比べて強度が低く、経年による劣化や色落ちが発生します。

適用範囲と条件

• 保険適用範囲：ほとんどの歯での使用は可能ですが、条件や制限があります。
• ブリッジ：保険適用のブリッジには使用不可。

CAD/CAM冠の経年劣化

• 経年劣化：噛み合わせ面がすり減り、平坦化が進みやすい。
• 色の変化：艶が無くなり、色あせが進む。

利点

• 費用の安さ：保険適用でコストを抑えられます。
• 色調整可能：隣の歯に合わせた色の調整が可能で、銀歯に比べ目立ちにくい。
• 金属アレルギーリスクなし：金属を使わないためアレルギー反応が起きません。

欠点

1. 変色や着色：ハイブリッドレジンは吸水性があり、色素を取り込んで変色しやすい。
2. 破折のリスク：強度が低く、特に小臼歯や大臼歯では割れやすい。
3. 耐摩耗性：摩耗に弱く、表面がすり減り艶なくなります。

寿命

• 経年劣化の目安：2～3年で変色や着色が見られるため、保険適用で2年ごとに作り替えることが可能です。

CAD/CAM冠の費用

保険診療

• 保険点数：
  • 前歯：1,638点
  • 小臼歯：1,388点
  • 大臼歯：1,550点
• その他費用：メタルコアやファイバーコアの費用、再診料などややかかり、3割負担の場合の一部負担金は約9,000円です。

 

詳細は保険で選ぶ白い被せ物「CAD/CAM冠」の魅力と注意点をご覧ください。