顎骨壊死を防ぐために:がん治療と歯科治療の正しい順序
最終更新日:2025年07月03日
医療法人社団スマイル会 ふかさわ歯科クリニック篠崎
(篠崎町7丁目)
骨代謝調整薬(BMA)とは?
BMAの基本情報と種類
BMA(Bone Modifying Agents)は、破骨細胞の働きを抑えて骨の代謝を調整する薬剤で、がんの骨転移予防や骨粗鬆症の治療に使われます。主な種類には、**ビスフォスフォネート製剤(BP)とデノスマブ(抗RANKL抗体)**があります。
BMAの使用と副作用リスク
適応疾患
乳がん・肺がん・前立腺がんなどの骨転移予防や、多発性骨髄腫・高カルシウム血症・骨粗鬆症に使用されます。
顎骨壊死・骨髄炎のリスク
BMA使用中に抜歯や歯周外科処置を行うと、顎骨壊死や骨髄炎を起こすことがあり、処置前の口腔管理が重要です。
骨髄抑制期と歯科的リスク
骨髄抑制期とは
抗がん剤投与後1〜3週間で白血球・好中球が減少し、感染リスクが急上昇。慢性炎症が急性化しやすくなります。
歯科的な注意点
-
歯性感染症(歯周病・根尖病巣・智歯周囲炎など)
-
出血傾向(血小板減少)
-
粘膜炎・カンジダ・口腔乾燥
観血処置の目安:WBC 2000/μl以上、好中球 1000/μl以上、PLT 4〜5万/μl以上
抗がん剤と歯科疾患の関係
歯周病の急性化
免疫力低下により、慢性の歯周病が急性化しやすく、骨髄炎や腐骨形成の原因になります。治療前に歯周病のコントロールが必要です。
インプラント周囲炎
骨の裂開や支持骨の吸収が進行する恐れがあり、重度の場合は撤去も検討されます。
根尖病巣の管理
放置すると膿瘍化し、抗がん剤投与中に急性化するため、根管治療または抜歯が推奨されます。
治療前の歯科対応が重要
抗がん剤やBMAの投与前には、口腔内の慢性疾患の治療・感染源の除去・炎症の管理が不可欠です。安全ながん治療のためには、事前の歯科介入が患者の全身管理に直結します。
基本情報
- 事業所名
- 医療法人社団スマイル会 ふかさわ歯科クリニック篠崎
- ふりがな
- いりょうほうじんしゃだんすまいるかい ふかさわしかくりにっくしのざき
- 代表者名
- 深沢 一
- ふりがな
- ふかさわ はじめ
- 営業時間
-
(月~金)9:00 〜 13:00 14:30 〜 19:30
(土)8:00 〜 13:00 14:00 〜 18:00
(日)8:00 〜 13:00 14:00 〜 17:30 - 定休日
- 第三金曜日の午前中は院内研修のため休診です。
- 電話番号
- 03-3676-1058
- Webサイト
- https://2525.biz/
- 所在地
- 〒133-0061
江戸川区篠崎町7丁目 27-23-ISIビル千葉銀行3F - アクセス
- 都営新宿線篠崎駅南口徒歩1分です。ローターリー前の千葉銀行が1階にあるビルの3階です。京成バス、都営バスなら都営新宿線篠崎駅南口バス停下車し、徒歩1分です。








SNSでシェアする