ストローマグの使いすぎは危険?口腔発達と歯並びへの影響
最終更新日:2026年04月07日
医療法人社団スマイル会 ふかさわ歯科クリニック篠崎
(篠崎町7丁目)
ストローマグの導入時期と口腔機能発達の考え方
乳児の水分摂取方法は、哺乳からコップ飲みへと段階的に移行していきます。その過程でストローマグは有用な補助器具ですが、導入時期や使用方法を誤ると、口腔機能の発達に影響を及ぼす可能性があります。
■ 月齢ごとの発達と適切な導入
生後4〜6か月
嚥下機能は未熟であり、まずはスプーンを用いて少量の水分摂取に慣れさせます。この時期は「吸う」動作の習得よりも、飲み込む経験を積むことが重要です。
生後6〜9か月
口唇・舌・頬の協調運動が発達し、吸引動作が可能となります。ストローの導入時期として適しており、徐々に吸う動作を習得させます。
生後9〜12か月
自分で持って飲む行動が見られ、機能的な練習が進む時期です。ただし、この段階からは「習慣化」に注意が必要です。
1歳以降
コップ飲みへの移行を開始すべき時期です。ストロー使用は補助的にとどめ、口腔機能の発達を優先します。
ストローマグと口腔機能への影響
ストローによる飲水は、舌を後方に引く動きが主体となり、以下のような影響が懸念されます。
- 乳児型嚥下の残存
- 舌突出癖・低位舌の誘発
- 口唇閉鎖力や咀嚼機能の発達遅延
- 開咬や上顎前突など歯列不正の一因
- 発音障害(サ行・タ行の不明瞭化)
特に長期間の使用は、正常な嚥下様式への移行を妨げる可能性があるため注意が必要です。
コップ飲みの重要性
コップ飲みは、以下の機能をバランスよく発達させます。
- 口唇の閉鎖
- 舌の挙上とコントロール
- 下顎の安定
- 嚥下の正常化
したがって、最終的な目標はコップ飲みの習得とするべきです。
ストローマグ使用の注意点
- 長時間・頻回使用は避ける
- 甘味飲料の使用はう蝕リスクを高めるため制限
- 外出時など必要最小限に限定
- 段階的にストローを短くするなど難易度調整を行う
適切な移行のポイント
- 自宅ではコップ、外出時はストローマグと使い分ける
- 手づかみ食べや咀嚼を促す食事環境を整える
- 正しい姿勢(軽度前傾)で飲ませる
- 無理に練習させず、発達段階に応じて進める
まとめ
ストローマグは利便性の高い育児用品ですが、あくまで一時的な補助器具です。
口腔機能の健全な発達を考慮すると、1歳前後からはコップ飲みへの移行を意識し、「吸う」動作に依存しない飲水習慣を育てることが重要です。
基本情報
- 事業所名
- 医療法人社団スマイル会 ふかさわ歯科クリニック篠崎
- ふりがな
- いりょうほうじんしゃだんすまいるかい ふかさわしかくりにっくしのざき
- 代表者名
- 深沢 一
- ふりがな
- ふかさわ はじめ
- 営業時間
-
(月~金)9:00 〜 13:00 14:30 〜 19:30
(土)8:00 〜 13:00 14:00 〜 18:00
(日)8:00 〜 13:00 14:00 〜 17:30 - 定休日
- 第三金曜日の午前中は院内研修のため休診です。
- 電話番号
- 03-3676-1058
- Webサイト
- https://2525.biz/
- 所在地
- 〒133-0061
江戸川区篠崎町7丁目 27-23-ISIビル千葉銀行3F - アクセス
- 都営新宿線篠崎駅南口徒歩1分です。ローターリー前の千葉銀行が1階にあるビルの3階です。京成バス、都営バスなら都営新宿線篠崎駅南口バス停下車し、徒歩1分です。








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