歯石を取ったら隙間ができた?歯ぐきが下がって見える理由
最終更新日:2026年09月08日
医療法人社団スマイル会 ふかさわ歯科クリニック篠崎
(篠崎町7丁目)
歯石を取ったらスカスカになるのはなぜ?
歯石取り後に歯と歯の間が広がったように感じる主な理由は、歯石の除去と歯ぐきの炎症改善です。
歯石はプラーク(歯垢)が唾液中のカルシウムやリンなどによって石灰化したもので、歯と歯の間や歯ぐきとの境目、歯周ポケット内にも付着します。
歯石が大量に付着していると、歯と歯の隙間を埋めていることがあります。
これを取り除くことで、もともと存在していた隙間が現れ、「急にスカスカになった」と感じることがあります。
腫れていた歯ぐきが引き締まることも原因
歯周病や歯肉炎があると、歯ぐきは炎症によって腫れています。
歯石やプラークを除去して炎症が改善すると、腫れが引いて歯ぐきが引き締まります。その結果、それまで腫れた歯ぐきで隠れていた部分が見えるようになります。
つまり、歯石取りによって隙間を作ったのではなく、治療前には歯石や腫れによって見えにくかった隙間が現れたと考えるのが適切です。
歯周病が進行しているほど隙間が目立つことがあります
中等度以上の歯周病では、歯を支える歯槽骨がすでに失われていることがあります。
このような場合、歯石を取り除いて炎症が改善すると、
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歯が以前より長く見える
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歯と歯の間に三角形の隙間が見える
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食べ物が挟まりやすくなる
といった変化が目立つことがあります。
これは歯石取りによって歯槽骨や歯ぐきが失われたのではなく、歯周病によってすでに生じていた組織の変化が見えるようになったためです。
歯周病による歯槽骨の吸収が大きい場合、歯石を取っても隙間そのものが元通りになるとは限りません。
「歯を削られた」と感じるのはなぜ?
歯石取りでは、超音波スケーラーやハンドスケーラーなどを使用します。
超音波スケーラーは細かな振動によって歯石を除去する器具で、ハンドスケーラーやキュレットは歯面・根面に付着した歯石などを除去するために使用します。
適切に使用された場合、健康な歯質を大きく削って隙間を作るような処置ではありません。
それでも「削られた」と感じるのは、長期間付着していた歯石の厚みがなくなり、
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舌触りが変わった
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歯の形がはっきりした
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歯の根元が露出した
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歯間に空気や食べ物が通るようになった
などの変化が起こるためです。
特に歯石が多かった方ほど、治療前後の感覚の違いが大きくなる傾向があります。
歯石取り後に食べ物が詰まりやすいのはなぜ?
歯石がなくなり、腫れていた歯ぐきが引き締まると、歯間のスペースが広く感じられ、食べ物が入りやすくなることがあります。
だからといって、隙間を埋めるために歯石を残しておくことはできません。
歯石はプラークが付着しやすい環境をつくり、歯周病を悪化させる原因になります。
歯間に食べ物が残りやすくなった場合は、歯間の大きさに合ったデンタルフロスや歯間ブラシを使用して清潔に保つことが大切です。
ただし、特定の場所だけ頻繁に食べ物が挟まる場合には、歯と歯の接触関係や詰め物・被せ物、歯周組織などに問題がないか確認したほうがよい場合があります。
歯石取り後に歯がしみることもあります
歯石取り後、一時的に冷たいものがしみることがあります。
特に歯周病によって歯ぐきが下がり、歯石に覆われていた根面が露出すると、刺激を感じやすくなります。
多くは時間の経過とともに軽減しますが、症状がある場合は、
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知覚過敏用歯磨き剤を使用する
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強く磨きすぎない
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冷たいものなど強い刺激を控える
といった対策が有効です。
必要に応じて歯科医院でフッ化物や知覚過敏抑制材などを使用することもあります。
スカスカした感じは元に戻る?
「スカスカする」という感覚的な違和感は、時間の経過とともに慣れていくことが少なくありません。
一方、歯周病によって歯槽骨や歯ぐきが失われ、実際に歯間が広がっている場合、その隙間が自然に元通りになるとは限りません。
大切なのは、見た目の隙間だけを気にするのではなく、歯周病の進行を抑え、残っている歯周組織を守ることです。
歯石取り後は歯間ケアが重要
歯石を取った後もプラークが残っていれば、再び歯石が形成されます。
毎日の歯磨きに加えて、
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デンタルフロス
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歯間ブラシ
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フッ素配合歯磨き剤
などを適切に使用しましょう。
特に歯周病によって歯間が広くなっている場合は、歯間ブラシが有効なことがあります。
ただし、大きすぎる歯間ブラシを無理に通すと歯ぐきを傷つけることがあるため、自分に合ったサイズを歯科医院で確認することをおすすめします。
歯石は取らないほうがいい?
「歯石を取ったら隙間ができたから、取らないほうがよかった」と思う方もいるかもしれません。
しかし、歯石の表面にはプラークが付着しやすく、そのまま放置すると歯ぐきの炎症や歯周病の進行につながります。
歯周病が進行すると歯槽骨が失われ、最終的には歯が動揺したり、抜歯が必要になったりすることもあります。
歯石取り後の見た目や感覚の変化より、歯周病を進行させないことのほうが重要です。
こんな症状がある場合は歯科医院へ
歯石取り後の軽い違和感やしみは一時的なこともありますが、次のような症状が続く場合は歯科医院で確認してもらいましょう。
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強い痛みやしみが続く
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食べ物が特定の場所に頻繁に詰まる
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歯ぐきの腫れや出血が改善しない
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噛むと痛い、噛みにくい
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歯が揺れる
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隙間や歯ぐきの変化が気になる
歯周ポケットや歯槽骨の状態、詰め物・被せ物、歯と歯の接触状態などを確認し、原因に応じた対応を行います。
まとめ|歯石取り後の「スカスカ」は歯周病改善に伴う変化であることが多い
歯石取り後に歯と歯の間がスカスカに感じるのは、歯が削られたからではなく、歯石が除去され、腫れていた歯ぐきが引き締まったことによる場合がほとんどです。
特に歯周病が進行している場合は、治療後に歯が長く見えたり、歯間の隙間が目立ったりすることがあります。
大切なのは、歯石を残して隙間を埋めることではなく、歯ブラシ・フロス・歯間ブラシと定期的な歯科受診によって、これ以上歯周病を進行させないことです。
痛みや知覚過敏、食べ物の詰まりなどが続く場合は、歯周病以外の原因が隠れていることもあるため、歯科医院で確認してもらいましょう。
基本情報
- 事業所名
- 医療法人社団スマイル会 ふかさわ歯科クリニック篠崎
- ふりがな
- いりょうほうじんしゃだんすまいるかい ふかさわしかくりにっくしのざき
- 代表者名
- 深沢 一
- ふりがな
- ふかさわ はじめ
- 営業時間
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(月~金)9:00 〜 13:00 14:30 〜 19:30
(土)8:00 〜 13:00 14:00 〜 18:00
(日)8:00 〜 13:00 14:00 〜 17:30 - 定休日
- 第三金曜日の午前中は院内研修のため休診です。
- 電話番号
- 03-3676-1058
- Webサイト
- https://2525.biz/
- 所在地
- 〒133-0061
江戸川区篠崎町7丁目 27-23-ISIビル千葉銀行3F - アクセス
- 都営新宿線篠崎駅南口徒歩1分です。ローターリー前の千葉銀行が1階にあるビルの3階です。京成バス、都営バスなら都営新宿線篠崎駅南口バス停下車し、徒歩1分です。








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