乳歯が生える順番は?時期・本数の目安と歯みがきの始め方
最終更新日:2026年09月11日
医療法人社団スマイル会 ふかさわ歯科クリニック篠崎
(篠崎町7丁目)
乳歯はいつから生える?生える順番・時期・歯みがきの始め方
乳歯は一般的に生後6か月頃から生え始め、2歳半〜3歳頃までに20本がそろいます。
ただし、生える時期や順番には大きな個人差があります。「同じ月齢の子より遅い」「上の歯から生えた」といった場合でも、必ずしも異常とは限りません。
この記事では、乳歯が生える時期と順番、歯みがきの始め方、歯科医院へ相談したほうがよいケースについて解説します。
乳歯はいつから生える?
最初の乳歯は、生後6〜10か月頃に下の中央の前歯から生えることが多く、その後、上の前歯、前歯の隣、奥歯へと増えていきます。
乳歯は上あご10本、下あご10本の合計20本です。
一般的な順番は、
乳中切歯(A)→乳側切歯(B)→第1乳臼歯(D)→乳犬歯(C)→第2乳臼歯(E)
です。
前から順番に生えるわけではなく、乳犬歯より奥にある第1乳臼歯が先に生えるのが一般的です。
乳歯が生える時期の目安
| 歯の種類 | 時期の目安 |
|---|---|
| 下の乳中切歯 | 生後6〜10か月頃 |
| 上の乳中切歯 | 生後8〜12か月頃 |
| 乳側切歯 | 生後9〜16か月頃 |
| 第1乳臼歯 | 1歳1か月〜1歳7か月頃 |
| 乳犬歯 | 1歳4か月〜1歳11か月頃 |
| 第2乳臼歯 | 1歳11か月〜2歳9か月頃 |
これはあくまで目安です。数か月程度前後することも珍しくありません。
年齢別|乳歯の生え方
生後6〜8か月頃
下の中央の前歯が生え始めることが多い時期です。
歯ぐきがむずがゆくなり、よだれが増える、指やおもちゃを噛む、機嫌が悪くなるなどの変化がみられることがあります。
生後6か月を過ぎても歯が生えていないからといって、すぐに心配する必要はありません。
1歳頃
上下の前歯が増え、4〜8本程度生えていることが多くなります。
歯が1本でも生えたら、やわらかい乳児用歯ブラシを使って歯みがきを始めましょう。
1歳半頃
前歯に加えて第1乳臼歯が生えてきます。
奥歯には細かな溝があり、歯垢が残りやすいため、むし歯予防がより重要になります。
2歳〜3歳頃
乳犬歯や第2乳臼歯が生え、2歳半〜3歳頃には20本の乳歯がそろうのが一般的です。
歯と歯が接する部分も増えるため、必要に応じてデンタルフロスも取り入れます。
乳歯が順番どおりに生えなくても大丈夫?
乳歯の生える時期や順番には個人差があります。
たとえば、
-
上の前歯が先に生えた
-
左右で生える時期が違う
-
同じ月齢の子より本数が少ない
-
兄弟姉妹と生える時期が違う
といったことは珍しくありません。
一般的な順番と違うだけで異常と判断する必要はなく、少しずつ歯が増えているか、歯ぐきに腫れや痛みがないかなどを確認することが大切です。
1歳を過ぎても乳歯が生えない場合は?
1歳を過ぎても乳歯が生えていないことがありますが、それだけで異常とは限りません。
一方、1歳半を過ぎても1本も生えていない場合や、一部の歯だけが長期間生えてこない場合は、小児歯科で一度確認することをおすすめします。
必要に応じてレントゲン検査を行い、
-
歯のもとになる「歯胚」があるか
-
歯の位置や生える方向
-
過剰歯などが邪魔をしていないか
などを調べることがあります。
生えてこない原因としては、単に萌出が遅れている場合のほか、まれに先天性欠如、埋伏歯、過剰歯などによる萌出障害が関係することがあります。
歯が生えるときにみられる症状
乳歯が生える時期には、
よだれが増える・物を噛みたがる・歯ぐきが赤くなる・機嫌が悪くなる
などの変化がみられることがあります。
清潔な歯固めを使ったり、清潔なガーゼで歯ぐきにやさしく触れたりすると、不快感が和らぐことがあります。
ただし、高熱、強い下痢、繰り返す嘔吐、ぐったりしているなどの症状を「歯が生えるため」と決めつけないことが大切です。このような場合は小児科を受診しましょう。
乳歯が生えたら歯みがきを始める
最初の乳歯が1本生えたら、歯みがきを始めます。
ヘッドが小さく毛先のやわらかい乳児用歯ブラシを使い、やさしく磨きましょう。
最初から完璧に磨くことよりも、歯ブラシや口の中を触られることに慣れてもらうことが大切です。
奥歯が生えてきたら、噛む面の溝まで丁寧に磨きます。小さなお子さまは自分だけでは十分に磨けないため、保護者による仕上げ磨きを続けましょう。
フッ素入り歯みがき剤はいつから?
フッ素入り歯みがき剤は、乳歯が生えた時点から使用できます。
歯が生えてから2歳頃までは、1,000ppmF程度の歯みがき剤を米粒程度使用するのが目安です。
年齢に適した濃度と使用量を守ることが、むし歯予防には重要です。
乳歯のむし歯を予防するポイント
乳歯は永久歯に比べて小さく、むし歯が進行しやすいため、早い時期からの予防が大切です。
**「毎日の仕上げ磨き」「フッ素の活用」「おやつの時間を決める」「甘い飲み物を習慣にしない」**ことを心がけましょう。
特に就寝中は唾液が減るため、寝る前の歯みがきが重要です。
乳歯は永久歯のためにも大切
乳歯はいずれ抜けますが、単なる「一時的な歯」ではありません。
乳歯には、食べ物を噛む、発音を助ける、顎や口の機能の発達を支える、永久歯が生えるスペースを保つといった大切な役割があります。
むし歯などで乳歯を早く失うと、隣の歯が移動し、永久歯が並ぶスペースが不足することもあります。
乳歯はいつ永久歯に生え変わる?
乳歯は一般的に6歳頃から抜け始め、12歳頃までに永久歯へ生え変わります。
グラグラしてきた乳歯は、基本的には自然に抜けるのを待ちます。
ただし、永久歯が生えているのに乳歯が抜けない、痛くて食事ができない、歯ぐきが腫れている場合などは歯科医院へご相談ください。
こんなときは小児歯科へ
次のような場合は、一度歯科医院で確認しましょう。
-
1歳半を過ぎても乳歯が1本も生えていない
-
3歳頃になっても乳歯がそろわない
-
左右で生える時期に大きな差がある
-
一部の歯だけ長期間生えてこない
-
歯ぐきの腫れ・痛み・出血が続く
-
生えてきた歯の色や形が気になる
-
永久歯が別の場所から生えてきた
よくある質問
上の前歯から生えても大丈夫?
一般的には下の前歯から生えますが、上の前歯が先に生えることもあります。その後も歯が増えており、歯ぐきに異常がなければ問題ないことが多いでしょう。
歯が生えると熱が出る?
歯が生える時期に機嫌が悪くなることはありますが、**高熱や強い下痢、繰り返す嘔吐などを歯の萌出だけで説明することはできません。**症状が強い場合は小児科を受診してください。
乳歯の間に隙間があっても大丈夫?
乳歯の隙間は、将来、乳歯より大きな永久歯が並ぶために必要なスペースになることがあります。前歯に隙間があること自体は、必ずしも異常ではありません。
歯科医院にはいつから通う?
最初の乳歯が生えた頃から受診できます。
むし歯ができてからではなく、早い時期から歯みがきやフッ素、食生活について相談し、定期的にお口の成長を確認してもらうことが大切です。
まとめ|乳歯の生える時期には個人差があります
乳歯は一般的に生後6か月頃から生え始め、2歳半〜3歳頃までに20本がそろいます。
生える時期や順番には個人差があるため、周囲のお子さまと本数を比べすぎる必要はありません。
一方、1歳半を過ぎても1本も生えていない、左右差が大きい、歯ぐきの腫れや痛みがある場合などは、小児歯科へご相談ください。
最初の乳歯が生えたら歯みがきとフッ素によるむし歯予防を始め、定期的な歯科検診で乳歯とお口の成長を見守っていきましょう。
基本情報
- 事業所名
- 医療法人社団スマイル会 ふかさわ歯科クリニック篠崎
- ふりがな
- いりょうほうじんしゃだんすまいるかい ふかさわしかくりにっくしのざき
- 代表者名
- 深沢 一
- ふりがな
- ふかさわ はじめ
- 営業時間
-
(月~金)9:00 〜 13:00 14:30 〜 19:30
(土)8:00 〜 13:00 14:00 〜 18:00
(日)8:00 〜 13:00 14:00 〜 17:30 - 定休日
- 第三金曜日の午前中は院内研修のため休診です。
- 電話番号
- 03-3676-1058
- Webサイト
- https://2525.biz/
- 所在地
- 〒133-0061
江戸川区篠崎町7丁目 27-23-ISIビル千葉銀行3F - アクセス
- 都営新宿線篠崎駅南口徒歩1分です。ローターリー前の千葉銀行が1階にあるビルの3階です。京成バス、都営バスなら都営新宿線篠崎駅南口バス停下車し、徒歩1分です。








SNSでシェアする