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骨粗鬆症で歯が抜ける?歯周病との関係と歯を守る方法

最終更新日:2026年09月21日

医療法人社団スマイル会 ふかさわ歯科クリニック篠崎
(篠崎町7丁目)

骨粗鬆症で歯が抜ける?歯周病との関係と歯を守る方法 ニュース画像1

骨粗鬆症と歯周病は関係ある?歯を守るために知っておきたいこと

「骨粗鬆症は骨の病気だから、歯とは関係ない」と思っていませんか?

実は、歯は**歯槽骨(しそうこつ)**という顎の骨によって支えられています。

 

そのため、全身の骨がもろくなる骨粗鬆症は、お口の健康とも無関係ではありません。

特に注意したいのが歯周病との併存です。

 

骨粗鬆症だけで歯が自然に抜けることは通常ありません。しかし、骨粗鬆症によって骨密度が低下した状態に歯周病が加わると、歯を支える歯槽骨の吸収が進み、歯を失うリスクが高くなる可能性があります。

 

歯周病は「歯ぐき」だけの病気ではありません

歯周病というと、「歯ぐきが腫れる病気」というイメージを持つ方が多いかもしれません。

 

しかし、歯周病が進行すると問題になるのは、歯を支えている歯槽骨が失われることです。

 

歯周ポケットの中で細菌が増殖すると炎症が起こり、その状態が続くことで歯槽骨が徐々に吸収されます。

 

進行すると、

  • 歯ぐきから血が出る

  • 歯ぐきが下がる

  • 歯が長く見える

  • 歯がぐらつく

  • 噛みにくくなる

といった症状が現れ、最終的には歯を失うことがあります。

 

骨粗鬆症は歯周病そのものを引き起こす病気ではありませんが、骨の状態が低下することで、歯周病による歯槽骨への影響を受けやすくなる可能性が指摘されています。

 

特に閉経後の女性は注意が必要です

閉経後は、女性ホルモンであるエストロゲンが急激に減少します。

エストロゲンには骨吸収を抑える働きがあるため、閉経後は骨密度が低下し、骨粗鬆症のリスクが高くなります。

 

また、加齢やホルモンバランスの変化に伴って、唾液量の減少や口腔環境の変化も起こりやすくなります。

 

50歳以降で「歯ぐきから出血する」「歯が長く見える」「歯が揺れる」といった症状がある場合には、早めに歯周病検査を受けることをおすすめします。

 

骨粗鬆症の薬を使用している方は歯科医院へ申告を

骨粗鬆症治療に使用されるビスホスホネート(BP)製剤やデノスマブ(プラリア®)などの骨吸収抑制薬では、まれに「薬剤関連顎骨壊死(MRONJ)」が起こることがあります。

 

これは、顎の骨が露出したり感染したりして、治癒しにくくなる病気です。

ただし、「骨粗鬆症の薬を使用していると抜歯ができない」という意味ではありません。

 

むしろ、重度の歯周病や根の先の感染などを長期間放置することも、MRONJのリスクに関係します。

 

大切なのは、骨粗鬆症の薬を自己判断で中止しないことです。

特にデノスマブは、自己判断で中断・延期すると骨折リスクが高まることがあります。

 

抜歯などの外科処置が必要な場合には、服用・注射している薬の種類、治療期間、全身状態などを確認し、必要に応じて医科と歯科が連携して治療時期を検討します。

 

歯科医院を受診する際は、できるだけお薬手帳を持参してください。

 

骨粗鬆症治療中でも歯科治療は受けられます

骨粗鬆症の治療中でも、

  • 歯石除去・クリーニング

  • 歯周病治療

  • むし歯治療

  • 根管治療

  • 入れ歯治療

など、多くの歯科治療は受けることができます。

 

むしろ重要なのは、歯周病やむし歯を放置せず、感染の少ない口腔環境を維持することです。

 

特に骨粗鬆症の治療をこれから始める方は、可能であれば事前に歯科検診を受け、治療が必要な歯や歯周病がないか確認しておくと安心です。

 

骨粗鬆症の方が歯を守るために

歯を長く残すためには、骨粗鬆症そのものの治療と同時に、歯周病を予防・管理することが重要です。

 

毎日の歯磨きに加えて、デンタルフロスや歯間ブラシを使用し、歯と歯の間のプラークもしっかり除去しましょう。

 

また、歯周病は自覚症状が少ないまま進行することがあります。定期的に歯科医院で歯周ポケット検査、歯石・バイオフィルムの除去、レントゲンによる歯槽骨の確認などを受けることが大切です。

 

まとめ|骨と歯を一緒に守りましょう

骨粗鬆症と歯周病は別の病気ですが、どちらも「骨」と深く関係しています。

骨粗鬆症だけで歯が抜けるわけではありません。

 

しかし、歯周病を併発すると、歯を支える歯槽骨が失われ、歯を残すことが難しくなる可能性があります。

 

また、骨粗鬆症治療薬を使用している方も、必要以上に歯科治療を怖がる必要はありません。

 

大切なのは、使用している薬を歯科医師に正確に伝え、歯周病やむし歯を放置しないことです。

 

医科と歯科が必要に応じて連携しながら骨粗鬆症の治療と口腔管理を続けることで、将来の歯を守ることにつながります。

基本情報

事業所名
医療法人社団スマイル会 ふかさわ歯科クリニック篠崎
ふりがな
いりょうほうじんしゃだんすまいるかい ふかさわしかくりにっくしのざき
代表者名
深沢 一
ふりがな
ふかさわ はじめ
営業時間
(月~金)9:00 〜 13:00 14:30 〜 19:30
(土)8:00 〜 13:00 14:00 〜 18:00
(日)8:00 〜 13:00 14:00 〜 17:30
定休日
第三金曜日の午前中は院内研修のため休診です。
電話番号
03-3676-1058
Webサイト
所在地
〒133-0061
江戸川区篠崎町7丁目 27-23-ISIビル千葉銀行3F
アクセス
都営新宿線篠崎駅南口徒歩1分です。ローターリー前の千葉銀行が1階にあるビルの3階です。京成バス、都営バスなら都営新宿線篠崎駅南口バス停下車し、徒歩1分です。

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