歯茎が黒いのはなぜ?黒ずみの原因とピンク色に戻す治療法
最終更新日:2026年09月23日
医療法人社団スマイル会 ふかさわ歯科クリニック篠崎
(篠崎町7丁目)
歯は白いのに歯茎が黒いのはなぜ?黒ずみの原因と治療法
歯はきれいなのに、笑ったときに歯茎の黒ずみが気になるという方は少なくありません。
歯茎が黒く見える原因には、生まれつきのメラニン色素、喫煙、歯周病、銀歯などの金属による影響などがあります。多くは健康上大きな問題のないものですが、なかには治療が必要なケースもあります。
大切なのは、「黒い歯茎=ガムピーリング」と考えるのではなく、原因を正しく診断することです。原因によって適切な治療法は異なります。
健康な歯茎と黒い歯茎
健康な歯茎は一般に淡いピンク色で、引き締まり、腫れや出血がない状態です。
ただし、歯茎の色には個人差があります。日本人を含むアジア人では、生理的なメラニン色素沈着によって、健康な歯茎でも茶色や褐色に見えることがあります。
子どもの頃から左右対称に黒っぽい場合などは、生まれつきの色素沈着であることが多く、基本的には病気ではありません。
一方で、
- 急に黒くなった、黒い部分が広がっている
- 腫れ・出血・痛み・強い口臭がある
- 歯がぐらつく
- 銀歯や被せ物の周囲だけ黒い
- 黒い部分の形や色が変化している
といった場合には、歯科医院で確認することをおすすめします。
特に、原因の分からない黒色病変が急に現れたり、大きくなったりする場合には、まれな疾患との鑑別も必要になるため、歯科・口腔外科での診察が大切です。
歯茎が黒くなる主な5つの原因
1.メラニン色素の沈着
歯茎の黒ずみで代表的なのが、メラニン色素によるものです。
歯肉にはメラニンを作る「メラノサイト」という細胞があります。体質によるもののほか、慢性的な刺激などが色調に影響することがあります。
健康上の問題がなければ治療は必須ではありませんが、見た目が気になる場合にはガムピーリングなどで改善を目指すことができます。
2.喫煙
喫煙は歯茎の色に影響を与える要因の一つです。
長期間の喫煙によってメラニン色素沈着が目立ち、歯茎が茶褐色に見えることがあります。また、喫煙は歯周病の重要なリスク因子でもあります。
ガムピーリングを行っても喫煙を続ければ再び色素沈着が起こる可能性があるため、禁煙が再発予防にも重要です。
3.銀歯などによるメタルタトゥー
銀歯や金属製の土台などに関連して、金属粒子が歯肉などに入り込み、局所的に青黒く見えることがあります。これをメタルタトゥーと呼びます。
また、歯肉が下がって被せ物の金属部分が見え、歯と歯茎の境目が黒く見えるケースもあります。
このような黒ずみはメラニンとは原因が異なるため、通常のガムピーリングだけでは解決できません。状態によっては、金属を使用しないファイバーコアやセラミックなどを用いた補綴治療を検討します。
4.歯肉炎・歯周病
健康な歯肉は淡いピンク色ですが、炎症を起こすと赤みや腫れが生じ、状態によっては暗赤色や赤紫色に見えることがあります。
出血、腫れ、口臭、歯のぐらつきなどを伴う場合には、色だけを改善するのではなく、原因となる歯周病の治療を優先します。
5.歯肉退縮や被せ物の影響
加齢や歯周病、強すぎるブラッシングなどによって歯肉が下がると、歯根や被せ物の境目が露出して黒っぽく見えることがあります。
この場合も「歯茎そのものが黒い」とは限りません。歯肉、歯根、被せ物のどこに原因があるのかを診断することが重要です。
メラニンによる黒ずみには「ガムピーリング」
メラニン色素の沈着が原因の場合には、**ガムピーリング(歯肉のメラニン除去)**によって、明るい歯茎の色を目指すことができます。
当院で行うフェノール・アルコール法では、薬剤を歯肉表面に作用させ、メラニンを含む表層を除去します。その後、歯肉が治癒していく過程で色調の改善を図ります。
黒ずみの程度や範囲には個人差がありますが、1~3回程度の処置を行う場合があります。
処置後は一時的にヒリヒリした感じや白っぽい膜が生じることがあります。適応にならないケースもあるため、事前に歯肉の状態を確認します。
レーザーによる治療との違い
メラニン色素の除去には、レーザーを使用する方法もあります。
レーザーは色素沈着した組織に作用させて除去する方法で、薬剤によるピーリングとは治療方法が異なります。
どちらが適しているかは、黒ずみの範囲・程度、歯肉の厚み、口腔内の状態などによって異なります。
重要なのは治療方法を先に決めるのではなく、黒ずみの原因を診断してから治療法を選択することです。
治療しても歯茎は再び黒くなる?
ガムピーリングでメラニン色素を除去しても、将来的に再び色素沈着が生じる可能性があります。
特に、もともとメラニンが多い体質の方や喫煙を続けている方では再発することがあります。
また、歯周病による色調変化であれば歯周病の再発予防、金属が原因であれば原因となる補綴物への対応が必要です。
そのため治療後も、禁煙、適切なブラッシング、歯周病予防、定期的な歯科検診・クリーニングを継続することが大切です。
黒い歯茎は「原因を見極める」ことが大切です
歯茎の黒ずみは、すべてが病気というわけではありません。生まれつきのメラニン色素によるものなら、健康上問題がないケースも多くあります。
しかし、歯周病、金属、被せ物、歯肉退縮などが原因となっている場合には、それぞれ異なる治療が必要です。
「以前より黒くなった」「前歯の歯茎だけ黒い」「銀歯の周囲が黒い」「ピンク色の歯茎にしたい」といった場合には、まず歯科医院で原因を確認しましょう。
原因を正しく診断し、必要な治療とその後のメインテナンスを行うことが、健康的で美しい歯と歯茎を長く保つことにつながります。
基本情報
- 事業所名
- 医療法人社団スマイル会 ふかさわ歯科クリニック篠崎
- ふりがな
- いりょうほうじんしゃだんすまいるかい ふかさわしかくりにっくしのざき
- 代表者名
- 深沢 一
- ふりがな
- ふかさわ はじめ
- 営業時間
-
(月~金)9:00 〜 13:00 14:30 〜 19:30
(土)8:00 〜 13:00 14:00 〜 18:00
(日)8:00 〜 13:00 14:00 〜 17:30 - 定休日
- 第三金曜日の午前中は院内研修のため休診です。
- 電話番号
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- Webサイト
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- 都営新宿線篠崎駅南口徒歩1分です。ローターリー前の千葉銀行が1階にあるビルの3階です。京成バス、都営バスなら都営新宿線篠崎駅南口バス停下車し、徒歩1分です。








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