高血圧と歯周病の関係|降圧薬による歯ぐきの腫れにも注意
最終更新日:2026年10月07日
医療法人社団スマイル会 ふかさわ歯科クリニック篠崎
(篠崎町7丁目)
高血圧と歯周病には関係がある?
高血圧と歯周病は、一見すると別の病気に思えます。しかし近年、歯周病による慢性的な炎症と、高血圧や動脈硬化などの全身疾患との関連が注目されています。
歯周病は、歯周病菌によって歯ぐきに炎症が起こり、進行すると歯を支える歯槽骨が失われていく病気です。炎症が続くと、炎症性物質が血流を介して全身に影響を及ぼす可能性があります。
一方、高血圧の方では肥満・糖尿病・喫煙など、歯周病と共通するリスク因子を持っていることも少なくありません。そのため、お口だけでなく全身を含めた健康管理が重要です。
肥満や生活習慣も歯周病に影響する
特に内臓脂肪型肥満では、脂肪組織から炎症に関係する物質が分泌され、全身が慢性的な炎症状態になりやすくなります。
さらに、肥満によってインスリンが効きにくくなる「インスリン抵抗性」が高まると、糖尿病や高血圧などの生活習慣病につながることがあります。
歯周病も慢性炎症性疾患であるため、肥満・糖尿病・高血圧などをそれぞれ別の病気として考えるのではなく、共通する生活習慣や炎症という視点から管理することが大切です。
降圧薬で歯ぐきが腫れることがある
高血圧の治療に使用される一部の「カルシウム拮抗薬」では、副作用として薬剤性歯肉増殖症が起こることがあります。
歯ぐきが厚く盛り上がると、歯と歯ぐきの境目に歯ブラシが届きにくくなり、プラークが蓄積しやすくなります。その結果、歯肉炎や歯周炎を悪化させる原因になることがあります。
このような場合には、歯科医院でプラークや歯石を除去し、適切なセルフケアを続けることが重要です。
薬剤の影響が強く疑われる場合には、必要に応じて歯科医師と内科主治医が連携し、治療方法について検討します。
ただし、自己判断で降圧薬を中止・変更してはいけません。
高血圧の方が歯科治療を受けるときの注意点
高血圧の方では、歯科治療に対する緊張や不安、痛みなどによって一時的に血圧が上昇することがあります。
また、歯科で使用する局所麻酔薬には、麻酔効果を持続させたり出血を抑えたりするために、血管収縮薬が含まれていることがあります。
血圧の状態や全身疾患によっては、治療内容や局所麻酔薬の使用量などに配慮が必要です。
高血圧で治療を受けている方は、初診時だけでなく薬が変更された場合にも、現在の血圧や服用している薬を歯科医師に伝えてください。
歯周病予防は全身の健康管理にもつながる
高血圧の方にとっても、毎日のプラークコントロールと定期的な歯科受診は重要です。
歯周病は初期には自覚症状が少なく、気づかないうちに進行することがあります。歯ぐきからの出血、腫れ、口臭、歯のぐらつきなどがある場合には、早めに歯科医院を受診しましょう。
高血圧や肥満、糖尿病などの生活習慣病がある方は、内科での治療とともに歯周病の予防・治療を継続することが大切です。
「血圧は内科、歯周病は歯科」と完全に切り離すのではなく、お口と全身を一体として健康管理していきましょう。
基本情報
- 事業所名
- 医療法人社団スマイル会 ふかさわ歯科クリニック篠崎
- ふりがな
- いりょうほうじんしゃだんすまいるかい ふかさわしかくりにっくしのざき
- 代表者名
- 深沢 一
- ふりがな
- ふかさわ はじめ
- 営業時間
-
(月~金)9:00 〜 13:00 14:30 〜 19:30
(土)8:00 〜 13:00 14:00 〜 18:00
(日)8:00 〜 13:00 14:00 〜 17:30 - 定休日
- 第三金曜日の午前中は院内研修のため休診です。
- 電話番号
- 03-3676-1058
- Webサイト
- https://2525.biz/
- 所在地
- 〒133-0061
江戸川区篠崎町7丁目 27-23-ISIビル千葉銀行3F - アクセス
- 都営新宿線篠崎駅南口徒歩1分です。ローターリー前の千葉銀行が1階にあるビルの3階です。京成バス、都営バスなら都営新宿線篠崎駅南口バス停下車し、徒歩1分です。








SNSでシェアする