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こんや鍼灸治療室

片頭痛2020年02月14日

オードリーの若林正恭のエッセイの中に鍼治療について書かれたところがいくつかありました。


そもそも小学生のころから片頭痛があり、30歳になって仕事が忙しくなってからは毎日市販薬を服用しているような状態で、5年前に頭痛専門外来に行き、正式に片頭痛と診断されて薬を処方され(たぶんトリプタン系)、それで頭痛に対処はできるようになったそうです。


しかしこれは頭痛が始まってからの薬なので、そもそもの頭痛が出ないようにということで予防薬(たぶんロメリジン)を試しましたがうまくいかなかった様でした。


そこで紆余曲折の末に辿り着いたのが鍼治療だったようです。その鍼治療が効いていたので医師と相談して予防薬はやめて週1、2回の鍼治療に通っているそうです。それでも片頭痛は頻繁なようですが。


そもそも片頭痛は血管の収縮と拡張が隣接する感覚神経を刺激して起こると考えられている訳ですが、東洋医学的に言うとやはりそもそも論的に何らかのストレスが体の反応しやすい部分や弱い部分にかかって、もしくはかかり続けてやがて症状として出てくると考え、治療する側はそうならないような体の状態に戻すよう努力するわけです。


頭痛外来の医師が完全に頭痛が無くなるには『「今の仕事辞めるしかないね」と云われていた頃から考えるとかなりの進歩だ』と彼は書いていますが、投薬(頭痛外来)とカウンセリング(心療内科)と鍼治療(鍼灸院)の違いはありますが、基本的に原因として考えていることは同じです。


仕事がストレスになってはいるけれどそれをやめる訳にもいかないでしょうから手助けします、アドバイスしますという立場です。


僕も片頭痛の経験があります。初発が27、8歳の時に突然の症状で何の知識もなく怖くなったので今でもはっきり覚えています。視界の右上の方が陽炎のようにゆらゆらと歪んで見えて(閃輝暗点というやつです)、脳の中で何かが起きてこれは大変なことになったのかなあと思っていたら強烈な頭痛に襲われ仕事になりませんでした。


その後30歳代で2回(しかも2日連続で)なっただけで典型的な片頭痛に関しては人生でその3回だけです。


このどちらも振り返るとやはり精神的プレッシャーが強い時でした。また、その後この症状は出なくなりましたが心身症とはよく言ったもので、体の別な部分に別の症状としてサインや愁訴を出してくるのです。


そう考えるとトータルで十把一絡げに心と体を緩める鍼灸治療は若林さんのような緊張型頭痛や片頭痛持ちの人のみならず細かい系、まじめ系、ストレス系の皆さんにお勧めできる、とてもいいリセット手段メンテナンス方法であると思えるのです。


参照:「ナナメの夕暮れ」 若林正恭著 文藝春秋
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