膝の痛み

最近膝の痛みで来院される方が増えてきました。
来院される方の共通する部分は膝の内側で膝関節の少し高めの部分が当初熱を持っていた。そしてレントゲンを撮っても骨には異常が無い。
こうなると考えられるのは筋肉が何らかの影響で膝の骨にあたり
炎症を起こしているのか、筋肉の使いすぎかになります。
筋肉を使いすぎて炎症を起こしている分には養生して冷やしていけば落ち着きますが、筋肉が膝の関節にあたり、こすれて炎症を起こしている場合は膝関節が正常な位置に収まっていない可能性があります。
私のところは整体ですので骨盤のゆがみをまずチェックしますが、ほぼその場合は骨盤にゆがみが生じています。
骨盤にゆがみが生じると左右どちらかに重心が移りますので、左右のどちらかの足に負担が掛かります。その足の負担は膝の関節の左右どちらかに負担を掛けて重心を吸収しようとするのでどうしても骨盤から膝に伸びる筋肉と膝の関節に負担が生じ、そのままにしておくと膝の側面の筋肉と関節が当たり熱を帯び、同時に痛みとなり、階段の上り下りなどで筋肉が突っ張ってしまった痛みを覚え、膝が曲げられなくなると考えております。
その場合はまずは骨盤のゆがみを矯正してまず、正常な重心になるように戻し、骨盤から膝に伸びる筋肉のブロックが掛かっているいる部分の開放を行うようにしております。
からだと膝の関節と足の向きが同じ方向に向けば膝の負担がなくなりますので開放に向かうと思います。
どちらにしてもからだのねじれはからだの重心の移動を生みますので時間の経過と共にからだのどこかに負担を掛けます。
定期的にゆがみの矯正は健康を維持する大きな力となります。