偏平足・外反母趾とひざの痛み

前回足の重要さを書きました。
偏平足は体の色々なところに影響を与えます。
それは足が体の本当の土台だからです。
足の土踏まずのカーブが弱くなるとかかとの骨が図のように外側や内側に倒れやすく、外側に倒れるとO脚になり易く、内側に倒れるとX脚になりやすくなります。
また年齢が高くなると土踏まずのカーブ部分の筋肉が弱くなり、偏平足になりやすくなり、それがO脚を誘発しやすくなります。
このO脚はそのままにしておくとひざの軟骨をすり減らしひざを痛めやすくなります。
一度ご自身の靴のかかとの減り具合をチェックしてみましょう。
外側が減っている場合はかかとの骨が外側に倒れている場合が高く、靴の内側のかかとが減っている場合はかかとの骨が内側に倒れている場合が高いです。
ひざの痛みでお悩みの方はもしかすると偏平足が原因かも知れません。
また、外反母趾の方は靴の影響で外反母趾になったと考えている方が多いと思いますが実は土踏まずのカーブが弱くなり、べた足になると親指が曲がりやすくなります。
世界では靴を履かない民族の中に外反母趾がいるぐらいです。
この外反母趾もべた足なのでかかとの骨が倒れやすくひざを痛めやすいです。