日常を疑ってみる

関東は梅雨明けし毎日真夏の暑さが続いています。
一方西日本では豪雨のため甚大なる被害でお亡くなりになられた方、行方がわからない方、そして豪雨で家が被災された方が数多くいます。お亡くなりになられた方にはお悔やみをいたしますとともにいまだ行方がわからない方の少しでも早くの安否の確認が取れますこと、また被災された地域の復興を心よりお祈り申し上げます。
さて皆さんは茹で蛙の話をご存知でしょうか。
蛙を水の張った鍋に入れて茹でて行くとだんだん水がお湯になるのですが蛙はそれに気づかず最後は茹で蛙になってしまうというお話です。
からだの歪みはこれに似ているところがあります。
からだの歪みがあるとき急に大きくあれば気が付きますが、少ずつ
ゆがんでくるとご本人は気が付かないで生活を送り、あるとき何かのきっかけで一気に悪くなり気が付くことになります。
からだの歪みが小さくこの姿勢は当たり前だと思っていると後から大きなものがやって来る。
初めて来院される方は日ごろ、仰向けで寝られない、肩甲骨の脇がよく張る、片方のほっぺたをよく噛む、偏頭痛が行くある、定期的にぎっくり腰になる、片方の股関節が痛い、などお話を聞いているとからだの歪みから来ているかもしれない状態を日常のことだからと考えてしまい、からだが出しているシグナルを見落としてしまうことが多いです。
一度歪みをクリアにするとからだは歪んでいないからだの状態をインプットしますので今度歪んでくるとからだの居心地悪さをご本人に伝えます。
今までこれが普通だからと思っていた部分を一度疑ってみてはいかがでしょうか。