財務会計の基礎 -損益分岐点分析 ⑥-
最終更新日:2017年08月17日
池田経営会計事務所
(松江2丁目)
今回は、損益分岐点分析の説明、第6回目です。
コストにより企業の収益構造は変わります。コストとは、変動費と固定費です。
変動費と固定費のマトリックスで見た場合、次の4つの組み合わせが考えられます。
・A:変動費(低い)☓固定費(低い)
・B:変動費(低い)☓固定費(高い)
・C:変動費(高い)☓固定費(低い)
・D:変動費(高い)☓固定費(高い)
上記4つの組み合わせに対して、企業の収益構造は次のようになります。
・A(儲かる企業=高収益の企業):利益はB~Dの中で最高→損益分岐点は低く、損益分岐点を超えると大きく利益が生まれ、損益分岐点を超えなくても赤字は少ない
・B(儲かりにくいが儲けの度合いが大きい企業=ハイリスク・ハイリターンの企業):→損益分岐点はCより高い、損益分岐点を超えるとCよりも大きく利益が生まれ、損益分岐点を超えなければCよりも赤字が大きい
・C (儲かりやすいが儲けの度合いが少ない企業=ローリスク・ローリターンの企業):→損益分岐点はBより低い、損益分岐点を超えてもBより利益は大きく出ないが、損益分岐点を超えなくてもBより赤字は少ない。
・D(儲からない企業=低収益企業):利益はA~Cの中で最低→損益分岐点は高く、損益分岐点を超えても利益はあまり出ない。
上記より、コストの総額(変動費+固定費)が同じであっても、変動費と固定費との構成割合によって、収益構造(儲けやすや、儲けの度合い)が変わります。
例えば、固定費より変動費を増やしたほうが損益分岐点は低くなり、安全性が高いといえます。そのためには、固定費を変動費にすること(外注化など)が必要となります。
逆に、必要な市場シェアが確実に取れるのであれば、変動費より固定費を増やしたほうが損益分岐点は高くなっても、儲けの度合いが大きくなります。そのためには、変動費を固定費にすること(内製化など)が必要となります。
詳しくはこちらをクリック → http://mmcea.com/business-analysis/profitability-analysis/bep
コストにより企業の収益構造は変わります。コストとは、変動費と固定費です。
変動費と固定費のマトリックスで見た場合、次の4つの組み合わせが考えられます。
・A:変動費(低い)☓固定費(低い)
・B:変動費(低い)☓固定費(高い)
・C:変動費(高い)☓固定費(低い)
・D:変動費(高い)☓固定費(高い)
上記4つの組み合わせに対して、企業の収益構造は次のようになります。
・A(儲かる企業=高収益の企業):利益はB~Dの中で最高→損益分岐点は低く、損益分岐点を超えると大きく利益が生まれ、損益分岐点を超えなくても赤字は少ない
・B(儲かりにくいが儲けの度合いが大きい企業=ハイリスク・ハイリターンの企業):→損益分岐点はCより高い、損益分岐点を超えるとCよりも大きく利益が生まれ、損益分岐点を超えなければCよりも赤字が大きい
・C (儲かりやすいが儲けの度合いが少ない企業=ローリスク・ローリターンの企業):→損益分岐点はBより低い、損益分岐点を超えてもBより利益は大きく出ないが、損益分岐点を超えなくてもBより赤字は少ない。
・D(儲からない企業=低収益企業):利益はA~Cの中で最低→損益分岐点は高く、損益分岐点を超えても利益はあまり出ない。
上記より、コストの総額(変動費+固定費)が同じであっても、変動費と固定費との構成割合によって、収益構造(儲けやすや、儲けの度合い)が変わります。
例えば、固定費より変動費を増やしたほうが損益分岐点は低くなり、安全性が高いといえます。そのためには、固定費を変動費にすること(外注化など)が必要となります。
逆に、必要な市場シェアが確実に取れるのであれば、変動費より固定費を増やしたほうが損益分岐点は高くなっても、儲けの度合いが大きくなります。そのためには、変動費を固定費にすること(内製化など)が必要となります。
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基本情報
- 事業所名
- 池田経営会計事務所
- ふりがな
- いけだけいえいかいけいじむしょ
- 代表者名
- 税理士 池田 忠
- ふりがな
- いけだ ただし
- 電話番号
- 03-5879-2814
- Webサイト
- http://mmcea.com/
- 問い合わせ
- 所在地
- 〒132-0025
江戸川区松江2丁目40-12
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