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キャッシュフロー計算書 ⑯

最終更新日:2018年02月07日

池田経営会計事務所
(松江2丁目)

キャッシュフロー計算書 ⑯ ニュース画像1
キャッシュフロー計算書 ⑯ ニュース画像2
キャッシュフロー計算書 ⑯ ニュース画像1
キャッシュフロー計算書 ⑯ ニュース画像2
今回は、キャッシュフロー計算書、最終回です。


[企業価値の評価]

キャッシュフロー計算書は、企業価値の評価にも使われます。企業価値とは、現金を生み出す力、と定義され、企業の評価額というべきものです。例えば、預金利息が20円、利息の利率が0.01%だとします。そうしますと、預金の元本は次のように計算できます。
・20円÷0.01%=200,000円
これと同じように企業価値、つまり企業の評価額の計算も次のようにできます。
・企業が生み出す現金÷利率=企業価値

このように、企業が生み出す現金から、その企業の価値を評価します。企業価値の評価方法はいろいろありますが、ここでは、次の2つについて見ていきます。
・前述した投資計画の採算性の方法と同様の方法
・永続価値を使う方法


[投資計画の採算性と同様の方法]

この企業価値の評価方法は、前述した投資計画の採算性を判断する方法と同じ方法となります。企業が将来において稼ぎ出す現金を予想して、それを現在価値に直して、その稼ぎ出す現金を合計する方法です。
具体的には次のようになります。
①将来5年~10年間において事業から生み出されるフリーキャッシュフローを計算
②上記のフリーキャッシュフローを現在の価値に直す
③各年のフリーキャッシュフローを合計して企業価値を計算する

まず、その企業の将来の業績予想に基いて、企業が生み出すフリーキャッシュフローを計算します。具体的には、将来の5年から10年後の業績予想を立てて、それに基いてキャッシュフロー計算書を作ります。そして、そのキャッシュフロー計算書からフリーキャッシュフローを求めていきます。

次に、各年で生み出されるフリーキャッシュフローを現在の価値に直します。具体的には、前述した投資計画で計算したように、フリーキャッシュフローを一定の割引率で割り引きます。

最後に、現在価値に直したフリーキャッシュフローを合算して、企業価値を計算します。


[永続価値を使う方法]

企業は永遠に続くという考え方があります。この考え方ですと、企業は永続的にフリーキャッシュフローを生むと考えられます。
そして、企業が事業から生み出すフリーキャッシュフローが毎年一定であると仮定するならば、企業価値は以下の算式でも計算できます。
・企業価値=フリーキャッシュフロー÷割引率
この方法は、1,000万円の貯金があり、毎年1%の利息がつくというならば、毎年10万円の利息がつく、という考え方です。言い換えますと、毎年1%の利息で毎年10万円の利息がつくのであれば、その元本の価値は、100万円(10万円÷1%)ということです。つまり、企業が毎年一定のフリーキャッシュフローを生み出すのであれば、そのフリーキャッシュフローを割引率で割ることで、企業価値が計算できるということです。


詳しくはこちらを → http://mmcea.com/business-analysis/cash-flow-analysis/cf/

基本情報

事業所名
池田経営会計事務所
ふりがな
いけだけいえいかいけいじむしょ
代表者名
税理士 池田 忠
ふりがな
いけだ ただし
電話番号
03-5879-2814
Webサイト
問い合わせ
所在地
〒132-0025
江戸川区松江2丁目40-12

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