1. ホーム
  2. 会社・お店を探す
  3. 中央地域
  4. 学術研究,専門・技術サービス業
  5. 専門サービス業(他に分類されないもの)
  6. 公認会計士事務所,税理士事務所
  7. 税理士事務所
  8. 池田経営会計事務所
  9. 新着情報(ニュース)
  10. 資金運用表の基礎 ⑧

資金運用表の基礎 ⑧

最終更新日:2018年08月09日

池田経営会計事務所
(松江2丁目)

資金運用表の基礎 ⑧ ニュース画像1
今回は、資金運用表の基礎、第8回目です。

最後に、短期面での資金過不足金額とその原因を追究し、問題があるかどうかを検討します。短期面での資金調達と運用には次のようなものがあります。
・短期面での資金調達:買掛金などの未払の増加や短期借入金収入、売掛金回収や在庫の売却など。
・短期面での資金運用:売掛金などの未回収の増加や在庫の増加、買掛金の支払いや短期借入金の返済など。

逆に、短期面で資金余剰となる場合、その余剰金額と原因を追究し、問題があるかどうかを検討します。通常、売上が増加している場合、売上が維持されている場合には運転資金も常時増加または維持され、資金余剰にはなりません。そのため、資金余剰が売上の減少による資金余剰かどうかを見ていきます。売上の減少による資金余剰か否かで、企業経営に与える影響は違ってきます。

売上が減少し続け資金余剰となった場合には早急な対策が必要となります。いわゆる勘定合わずに銭余るという状態です。この資金余剰は次のように発生します。
①売上が減少
②現時点での売掛金の未回収金額よりも過去の売掛金の回収金額が上回る
③現時点での在庫増加額より過去の在庫販売額が上回る
④現時点での買掛金未払額より過去の支払額が増える
⑤①から④の結果、運転資金が減少し、一時的な資金余剰となる
ただしこの資金余剰は一時的なものであり、売上が減少し続けることで次のような問題を引き起こします。
・売上が減少していくことで、固定費の支払い負担が増加。
・さらに売上が減少していくことで、赤字となる。
このような資金余剰は売上が悪いのに資金に余裕ができるため、対策が遅れがちとなりますので、注意が必要です。

他にも、短期面で資金余剰や資金不足となる原因はあり、それらについて問題があるかどうかを検討します。例えば短期借入金の収入で資金余剰となる場合や、短期借入金の返済で資金不足となる場合です。また、前払費用などの流動資産の増減や、未払費用などの流動負債の増減が原因となる場合もあります。いずれにしましても、これら個々の原因を追及して、問題があるかどうかを検討します。

詳しくはこちらをご覧ください → https://mmcea.com/business-analysis/cash-flow-analysis/fm/

基本情報

事業所名
池田経営会計事務所
ふりがな
いけだけいえいかいけいじむしょ
代表者名
税理士 池田 忠
ふりがな
いけだ ただし
電話番号
03-5879-2814
Webサイト
問い合わせ
所在地
〒132-0025
江戸川区松江2丁目40-12

SNSでシェアする

  • 資金運用表の基礎 ⑧ facebookボタン
  • 資金運用表の基礎 ⑧ twitterボタン
  • 資金運用表の基礎 ⑧ lineボタン

池田経営会計事務所の詳細ページへ

3473

新規登録事業所

全ての事業所を見る

登録促進バナー新規登録はこちら テイクアウト・出前できるお店一覧一覧はこちら

経営応援コンテンツ

えどがわ企業ガイド 空き店舗情報 企業立地情報 中小企業相談室
TOPに
戻る