年末の大掃除は危険
最終更新日:2023年01月02日
こんや鍼灸治療室
(平井1丁目)
毎年恒例の行事というのはどこの家庭や職場でもあるのかと思いますが、この仕事をしているが故にこれは良くないと感じるのは「年末の」大掃除です。
気持ちとしては解ります。誰もが一年の汚れを落として誰もが一年の汚れを落とし新しい年を迎えたいと思って当然です。
しかし、それは気力体力に問題のない場合に限られるのです。
毎年のように年末になるとぎっくり腰系の予約が急に入るのは決まったパタンがあるからです。
12月は師走という位で誰でも忙しいということもありますが仕事をしていない人でも何となく落ち着かないという体調の患者さんが多いのも特徴です。
気のせい、とよく言いますが「気」のせいが大きいのです。
それは鍼をした時の体の反応が違うのです。「気」持ちのあり方というのは体に大きく影響するのです。
そんななか仕事を頑張っている方が何とか年末までたどり着いた疲れ切った体で大掃除です。
そりゃ急性腰痛(ぎっくり腰)にもなります。
疲れたガチガチのカラダでいつもはしない体の使い方、例えば重い物を持ち上げたり、高い所に手を伸ばしたり、何ならしゃがんだだけでも発症する人はするのです。
何故かというとそうなる条件が整っているからです。偶然はないのです。溢れそうなコップへの最後の一滴がその動作なのです。
昔から年末に倒れたり体調を崩したりする方が多いのは、忙しく時期的にも無理をしやすいという前提があります。
さらに年末は気候が悪いのです。冬至ですから陰が極まっている状態です。
もちろん気力体力が充実している方は全く問題ありません。
却って冷たい空気が澄んでいて気持ちいいという位です。
しかし、疲れて消耗したカラダの人には寒さ、冷えは応えます。
基本的に疲れは筋肉には硬く凝りとして現れます。
そこに冷えですから更に柔軟性を失くした筋肉にとってはギリギリのところにちょっとした負荷でギクッと腰が抜けてしまうのです。
去年の年末は高圧洗浄機で大掃除をしていた人がぎっくり腰で来院しました。
わざわざこんな寒い時にやらなくても水を使った大掃除は暖かい5月6月にでもやってくださいと言いましたが。
実際それが身体への負担を考えれば理にかなっていると思います。
しつこいようですが疲れてなければ年末の大掃除で全く問題ありません。
誰にも迷惑のかからない大掃除だからこそ体調を鑑みて普段やっている普通の掃除でつないでいただいて体力的に余裕のある時期、季節にゆっくりやっていただきたいと思っています。
ちなみに西洋医学でもぎっくり腰に効く薬というのは未だに無いのです。
救急医のコラムで、運ばれてきた患者さんを画像でも異常がない(治療がない)のに泊める訳にもいかないし効く薬も無いので対処のしようがないうえに帰ってくれとも言えずに困るというようなことを書いていたのを読んだ記憶があります。
僕がギックリ腰になったら、この1~2カ月のカラダの使い方を反省しつつ動ける範囲で動いて時間が解決してくれるのを待つと思います。
自分で背中や腰に鍼はできませんから。
気持ちとしては解ります。誰もが一年の汚れを落として誰もが一年の汚れを落とし新しい年を迎えたいと思って当然です。
しかし、それは気力体力に問題のない場合に限られるのです。
毎年のように年末になるとぎっくり腰系の予約が急に入るのは決まったパタンがあるからです。
12月は師走という位で誰でも忙しいということもありますが仕事をしていない人でも何となく落ち着かないという体調の患者さんが多いのも特徴です。
気のせい、とよく言いますが「気」のせいが大きいのです。
それは鍼をした時の体の反応が違うのです。「気」持ちのあり方というのは体に大きく影響するのです。
そんななか仕事を頑張っている方が何とか年末までたどり着いた疲れ切った体で大掃除です。
そりゃ急性腰痛(ぎっくり腰)にもなります。
疲れたガチガチのカラダでいつもはしない体の使い方、例えば重い物を持ち上げたり、高い所に手を伸ばしたり、何ならしゃがんだだけでも発症する人はするのです。
何故かというとそうなる条件が整っているからです。偶然はないのです。溢れそうなコップへの最後の一滴がその動作なのです。
昔から年末に倒れたり体調を崩したりする方が多いのは、忙しく時期的にも無理をしやすいという前提があります。
さらに年末は気候が悪いのです。冬至ですから陰が極まっている状態です。
もちろん気力体力が充実している方は全く問題ありません。
却って冷たい空気が澄んでいて気持ちいいという位です。
しかし、疲れて消耗したカラダの人には寒さ、冷えは応えます。
基本的に疲れは筋肉には硬く凝りとして現れます。
そこに冷えですから更に柔軟性を失くした筋肉にとってはギリギリのところにちょっとした負荷でギクッと腰が抜けてしまうのです。
去年の年末は高圧洗浄機で大掃除をしていた人がぎっくり腰で来院しました。
わざわざこんな寒い時にやらなくても水を使った大掃除は暖かい5月6月にでもやってくださいと言いましたが。
実際それが身体への負担を考えれば理にかなっていると思います。
しつこいようですが疲れてなければ年末の大掃除で全く問題ありません。
誰にも迷惑のかからない大掃除だからこそ体調を鑑みて普段やっている普通の掃除でつないでいただいて体力的に余裕のある時期、季節にゆっくりやっていただきたいと思っています。
ちなみに西洋医学でもぎっくり腰に効く薬というのは未だに無いのです。
救急医のコラムで、運ばれてきた患者さんを画像でも異常がない(治療がない)のに泊める訳にもいかないし効く薬も無いので対処のしようがないうえに帰ってくれとも言えずに困るというようなことを書いていたのを読んだ記憶があります。
僕がギックリ腰になったら、この1~2カ月のカラダの使い方を反省しつつ動ける範囲で動いて時間が解決してくれるのを待つと思います。
自分で背中や腰に鍼はできませんから。
基本情報
- 事業所名
- こんや鍼灸治療室
- ふりがな
- こんや はりきゅう いん
- 代表者名
- 鍼灸師 近谷 “ハリオ” 良平
- ふりがな
- こんや りょうへい
- 営業時間
-
月、火、水、金、土曜日 9:00~18:00
日曜日 午前のみ
祝祭日 午後のみ(12:00~18:00)
予約は1時間前までにお願いいたします - 定休日
-
木曜日
- 電話番号
- 03-3636-0050
- Webサイト
- https://s-thoughts.com/
- 問い合わせ
- 所在地
- 〒132-0035
江戸川区平井1丁目4−19 - アクセス
-
平井駅から京葉道路方向へ徒歩11分
小松川三丁目バス停からは徒歩3分(京葉道路から平井駅方向にバス通り右側を約150m) 歩行者専用横断歩道(信号)そば
☆日曜午後は船堀駅から徒歩5分(予約時にお問い合わせください)
SNSでシェアする