なぜ生活習慣病は進行するのか
最終更新日:2025年08月04日
こんや鍼灸治療室
(平井1丁目)
午後の3時間位(13:00~16:00辺り)は訪問で鍼灸治療をしていています。毎週のように患者さんの居宅を訪問するとその人のいわゆる生活習慣というものがリアルにわかります。
基礎疾患に糖尿病のある患者さんが何人かいます。
糖尿病に関してはインスリンを含む薬物治療なのでそこはノータッチで、現状(シルバーカー使用で外出可能な状態や杖で散歩できる状態)を少しでも長く維持できるように腰下肢の痛み、痺れ、足のツレの治療と生活指導をしています。
しかしその中の一人は先日糖尿病の病態判断の指標の値が上がったらしく、体重も増加気味とのことでインスリンの自己注射に加え週1回のGIP/GLP-1受容体作動薬のチルゼパチド(商品名マンジャロ)が処方されていました。
食欲を抑える作用があるため簡単に体重を落とすことができると健常者でも話題になり海外でも品薄になった流れから最近でも「健常者が使うものではない」と良識ある医師が注意喚起をしています。
データを見ると72週(1年4か月)で約20%の減量効果があるとされています。
そもそも瘦身目的だけの使用は論外ですが、次から次へと痒い所に手が届きよく効く薬が出てくるというのはどうなのでしょうか。そもそもの問題を解決できているのでしょうか。
一人の患者さんは80歳代女性、週2回のデイサービスがありますがそのほかの日中はヘルパーさんに買ってきてもらった食パンにポテトサラダやジャムを塗って(!)食べたりしています。夕食は宅配弁当。
あとはベッドで横になって日がなテレビを見ているのですが、これがタレントの食べ歩きなど常に何かを食べている番組なのです(訪問時間が毎週日曜日の午後だからなのでしょうか)。
安い予算で手っ取り早く番組を作るにはどこかに行ってただ食べる番組を作っていればこの辺りの層が文字どおり「食い付く」ということでしょう。
「美味しそうだねぇ」と見ているのです。食欲を刺激し続けているのです。
治療しながらそのタレントたちがあちこちで次から次へと食べ続けている番組をチラ見しているだけなのに軽い胸焼けがしてきて、そこで気付きました。
こういうのを延々と気持ちよく楽しく見ることができる人達というのはどこかの感覚が壊れているのではないのかと。
生存のための基本欲求に食欲があることは理解しています。しかし本能だからこそ自分の意志でコントロールし、できなければ健康という道を外れてしまうのです。
食欲を抑えるマンジャロが処方されましたが本来の正常な身体ならば活動量に応じた食欲、食事量にコントロールすべきなのだと考えます。自ら律するのが自分であり、それをコントロールできないのは他に何か問題があるのだということです。
今まで頑張って来た(御主人が早くに亡くなり子供二人を育てた)ので好きにさせてあげたいという気持ちもありますが、それと不健康な生活を見て見ない振りはこの仕事自体へのごまかしであり依頼者さん、患者さんへの裏切りであるとも考えます。
あとは本人の選択次第なのですが、結局自分に返ってきてしまいます。
そういう意味でも基礎疾患も無く痩身目的でGLP-1受動体作動薬(チルゼパチドやセマグルチド)を手に入れようとする考えの人たちの思考にしても、本人がその根本的な誤り(例えば精神的に弱いこと、ストレスが強すぎることなど)に気付いてそこに向き合わない限り早晩行き詰まっていくであろうと感じるのです。
オゼンピック(一般名セマグルチド=これも食欲を抑制するGLP-1受動体作動薬)を5年愛用して、もう手放せないと言っているユーチューバーのスラっとした若い医師もいるので考え方次第なのですが・・・。
ナポレオン・ヒルも著書で「自制心を持ちたければまず食欲をコントロールすること」と書いています。
参照:『悪魔を出し抜け!』ナポレオン・ヒル著 きこ書房
基本情報
- 事業所名
- こんや鍼灸治療室
- ふりがな
- こんや はりきゅう いん
- 代表者名
- 鍼灸師 近谷 “ハリオ” 良平
- ふりがな
- こんや りょうへい
- 営業時間
-
平日、土、日祝日 9:00~18:00
予約は1時間前までにお願いいたします - 定休日
-
木曜日
- 電話番号
- 03-3636-0050
- Webサイト
- https://s-thoughts.com/
- 問い合わせ
- 所在地
- 〒132-0035
江戸川区平井1丁目4−19 - アクセス
-
平井駅から京葉道路方向へ徒歩11分
小松川三丁目バス停からは徒歩3分(京葉道路から平井駅方向にバス通り右側を約150m) 歩行者専用横断歩道(信号)そば
☆日曜午後は船堀駅から徒歩5分(予約時にお問い合わせください)








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