加齢に抗わない生き方
最終更新日:2025年09月18日
こんや鍼灸治療室
(平井1丁目)
若さと元気は人生の喜び(≒幸せと言ってもいいでしょう)の大事な要素だと言えますが、人生の喜びはイコール若さかというと当然そうではありません。
若さは100%誰にもありますが、100%やがて失われてゆく、抗ってもそれははかなく、囚われ求め続けるのは空しいことでしょう。
しかし、それを解っていてなお且つ人は若さ、若く見えることに執着するのです。
しかし繰り返しますが、老いてゆくのは誰にも絶対避けられない事実なのですからこれはどうあがいても無駄な抵抗なのです。
顔が商品だからとはいえ、あんなに美貌を誇った芸能人や素敵だった歌手が「ありゃ」という感じの不自然な変化を目の当たりにした時のあのやるせなさ。
生きることはすなわち老いることだという当たり前の自然を否定する、老いることに抵抗する人は決して気が休まらないのではないでしょうか。
流れに逆らうというのはそもそもとても不自然で、ただただ疲れるものです。
若い時はその時にはなかなか気づけないものなのですがそれだけで計り知れない価値があります。
しかしそれは必ず失われるものでそこに執着していては必ず不幸なことになるでしょう。
ですから美しく若い肉体とは違った幸せのありようを求めなくてはならないのです。
それは見た目の美しさではないのですから、人生の後半の喜び幸せの要素は内面、つまり精神的な充実ということになります。
精神(≒心)の安定、豊かさ、幸福感というのはいくらお金があったとしても心が満たされてなければ到底幸せとは言えないように、結局自らが感じる幸福感が基本でありそれが全てなのだと思います。
ですから言ってしまえば若さなどなくても、お金も何もなくても幸福だと感じられる人、幸せだと思っている人が幸福なのです。
小さい頃読んだ童話で、重い病の王様が占い師の「この国で最も幸せな人のシャツを着たら治る」というお告げのもとに、家来たちがやっとのことで該当者を探し当てたところ、その人は上半身裸の馬小屋で寝起きをしている貧乏な人だったというオチの話がありました。
結局のところ、本当の幸せというのはそういうことなのかもしれません。
欲少なくして足るを知る。持っていないもの、失くしつつあるものを追い求めてしまうところに満たされない心の根本があるのだと思います。
若さがまぶしい年齢から年月を経て、寝ても疲れが取れなくなったり、ポジティブな考え方をできなくなったり、肩が上がらなくなったり腰が伸びづらくなったり・・・。
なんだこれ、という不調、ありとあらゆる全身の症状が頭の先から足の先までいろいろ出現するのです。日々の新しい発見のように。
これをその都度、客観的に「観察」し、症状から病名、原因、対処法などを検索し経過観察や診察、処方薬等々、様々な経過を経る。
しょうがないからと鍼灸治療で体をいたわりそこそこの不自由、不便、不快を受け入れつつ暮らしてゆく。
これが歳をとり生きてゆくことなのだと思います。そして同時にこれはある意味、無敵の幸福の価値観ではないかと思うのです。
次回は逆にただすべてを受け入れるのが正しいという訳ではないのだということを説明したいと思います。
基本情報
- 事業所名
- こんや鍼灸治療室
- ふりがな
- こんや はりきゅう いん
- 代表者名
- 鍼灸師 近谷 “ハリオ” 良平
- ふりがな
- こんや りょうへい
- 営業時間
-
平日、土、日祝日 9:00~18:00
予約は1時間前までにお願いいたします - 定休日
-
木曜日
- 電話番号
- 03-3636-0050
- Webサイト
- https://s-thoughts.com/
- 問い合わせ
- 所在地
- 〒132-0035
江戸川区平井1丁目4−19 - アクセス
-
平井駅から京葉道路方向へ徒歩11分
小松川三丁目バス停からは徒歩3分(京葉道路から平井駅方向にバス通り右側を約150m) 歩行者専用横断歩道(信号)そば
☆日曜午後は船堀駅から徒歩5分(予約時にお問い合わせください)








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