加齢を受け入れ何気に抗う
最終更新日:2025年09月27日
こんや鍼灸治療室
(平井1丁目)
前回は加齢現象は逃れることのできない自然の摂理なのだから、それに抗おうとするのはシンドいしもっと内面の精神的な部分での充実、幸せを求めたほうがいいのではということを書きました。
しかし、見た目だけの行き過ぎたアンチエイジングはどうなのかというのはありますが、それが加齢を無防備ですべて受け入れるべきだ!という事を言いたいのではないのです。
そもそも年齢を重ねるにしたがって個々人で差が出ていくのは何故なのか。これは寿命の長さはもとより、見た目であったり健康かどうか、という視点で考えてみてもいいでしょう。
東洋医学的には「先天の気」といいますが元々親からもらった生まれた時からの腎気(≒生命エネルギー)は致し方ありませんが、そのあとの自助努力でコントロールできる生命エネルギーを「後天の気」と呼び、これは「水穀の気」と「清気」の二つがあります。
「水穀の気」は水と穀物と考えてもいいのですが、脾、胃(消化、吸収)によって得られる飲食物の栄養素です。
ですから、これは生まれてからのエネルギーの源となります。健康=食事と言ってもいい位でこの二つに関する情報もあふれていますがそれは当然で、飲食物の選択、質、量において長期間で差が出てくるものだからなのです。
「清気」とは肺で吸収する空気、つまり酸素のことでこれも生きてゆくには不可欠です。
これが「気」というものを簡単に説明したのですが、東洋医学では生命活動を維持する重要な要素は他に「血」、「水」と分類される考え方がありこの三つをセットで考えます。
話を戻して、健康な人≒健康そうに見える人とそうでない人の違いはどこにあるのでしょうか。
それは気の充実、つまり元気、言い換えれば活動量ではないでしょうか。一口に活動量といっても動き続ければいいという訳でもありません。
正確に言えば、個々の体力に合わせた適切な活動量です。病気や加齢で自由に活動できないから不健康という訳でもありません。
建設的、積極的な精神的活動量の多い人は身体活動が不自由でも不健康ではないでしょう。
活動的な方はいわゆる幸せホルモン(ドーパミン、セロトニン、オキシトシン)が分泌されやすくポジティブ思考であり好循環のサイクルが成り立ちます。
加齢により筋力が低下していくのは避けられませんが積極的に散歩(インターバル速歩を含む)をしたり、少し遠回りで買い物をしたり、その人に体力に合わせた「ちょっとした負荷」を心掛けることは大切です。
家庭菜園など野菜を自分で作ったりしている地方で暮らす高齢者が丈夫なのも畑仕事のすべてが筋トレ、脳トレになっているからでしょう。
加齢により肌が衰えるのは避けられませんが、自分で出来るスキンケアなどで少しでも若々しくいたいと考えるのも当然のことと思います。
朝、フェイスマスク(シートパック)を顔に貼っているのを忘れてゴミ出しをして恥ずかしかったと90歳代のお茶の先生が治療時に言ってましたが、いくつになってもこういった意識は大切だと思います。
点前の作法指導(お茶会)という活動の場があることで幸せホルモンが出てそれが彼女のエネルギーとなっているのだと思います。
家庭菜園の人は野菜を育てるという作業の場が適切な負荷となり幸せホルモンが出ているのです。
当たり前ですが人間も動物です。動いてなんぼなのです。身体的活動でも精神的活動でも身体、頭を使うことがアンチエイジングです。
歳をとっても何かをしたいという気持ち、その元気、エネルギーそのものがアンチエイジングとなっているのです。
基本情報
- 事業所名
- こんや鍼灸治療室
- ふりがな
- こんや はりきゅう いん
- 代表者名
- 鍼灸師 近谷 “ハリオ” 良平
- ふりがな
- こんや りょうへい
- 営業時間
-
平日、土、日祝日 9:00~18:00
予約は1時間前までにお願いいたします - 定休日
-
木曜日
- 電話番号
- 03-3636-0050
- Webサイト
- https://s-thoughts.com/
- 問い合わせ
- 所在地
- 〒132-0035
江戸川区平井1丁目4−19 - アクセス
-
平井駅から京葉道路方向へ徒歩11分
小松川三丁目バス停からは徒歩3分(京葉道路から平井駅方向にバス通り右側を約150m) 歩行者専用横断歩道(信号)そば
☆日曜午後は船堀駅から徒歩5分(予約時にお問い合わせください)








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