他者との比較は不幸の元
最終更新日:2025年11月02日
こんや鍼灸治療室
(平井1丁目)
前回、不安と幸せについて書きました。お金がある人でもいくら持っていても不安で満たされない人もいます。その一方でお金の貯まらない人はギャンブルで(浪費することで)しかドパミンが出ないのです。
境遇は違いますが二人の患者さんとも物事をネガティブにとらえ易い性格という印象です。
お金は幸せの形成には欠かせないものですがその向き合い方も人それぞれで、お金のあるなしが全てではないことがわかります。
何人もの患者さんを見ているとネガティブな患者さんというのは一定の型があることが判ります。
典型的な例をいくつか挙げてみるとまず「他人との比較」をすることです。これは自己肯定感が低いことの裏返しでもあると考えられます。
何故なら自分の考え方、生き方に自負があるならば他人のことなど気にならないからです。
このことは「過度な不安」にも低通しています。自分の考えの基準になる金額などの数値やポリシーがはっきりしないので周りに影響されやすくなってしまいます。
安心したいからなのかもしれませんが「私みたいな症状の人は他にもいるのか」「なんで自分だけ~になってしまうのか」とネガティブな意味において他の人との比較が基準なのです。それは現実から目を背けようとする自己逃避でもあるのです。
人と自分を比較している人の幸福度が低いことは想像に難くありません。
「過ぎたことへの後悔」もよく聞かされます。これは密室の治療室で私にしか言えないことという意味で誰かに吐き出すことによって心の整理をするという側面もあると思うのですが。
「他人との比較」「過度な不安」「過ぎたことへの後悔」この3つに共通するのは、それぞれ他人、不安、過去というどうにもならないことへの固執ということです。
言ってしまえば、ほとんど無駄なことにエネルギーを使い消耗し停滞しているのです。
東洋医学では体力が無くなると不安になるという考え方があります。言い換えると気力、体力が充実している人は不安にはならないということです。
「心配事の97%は実際に起こらない」というデータからわかるとおり、その不安をわざわざ膨らませてそれに捕らわれることで結果的に抑うつ的になることも不幸なことだと言わざるをえません。
猿人からヒト(特に雌)は集団生活の中で和を保つことによって自分や子供、仲間の安全を守ってきたために常に周りに気を使い順応する、つまり他者と自分とを比較することが習慣として身についたということではないかと思います。
その名残なのかどうしても他人の財布の中や他人のトラブルが気になったり、「○○歳代の平均貯蓄額」や貰っている「年金が誰々より少ない」などということに敏感になってしまうのでしょう。
しかしこの感覚がプラスに働いている場合は向上のモチベーションに作用するのでしょうが皆が皆そのように上手くいくわけではありません。
SNSを多用する人、テレビを見る高齢者など比較対象が多すぎて相対的に不幸感、劣等感を意識してしまいます。その素敵な光景、豪華な生活は実は切り取られた、作られたほんの一部分に過ぎないのにもかかわらず。
比べるのが得意というヒトの本来持つ性質そのものが却って幸せを遠ざけている大きな要因にもなっているのです。
基本情報
- 事業所名
- こんや鍼灸治療室
- ふりがな
- こんや はりきゅう いん
- 代表者名
- 鍼灸師 近谷 “ハリオ” 良平
- ふりがな
- こんや りょうへい
- 営業時間
-
平日、土、日祝日 9:00~18:00
予約は1時間前までにお願いいたします - 定休日
-
木曜日
- 電話番号
- 03-3636-0050
- Webサイト
- https://s-thoughts.com/
- 問い合わせ
- 所在地
- 〒132-0035
江戸川区平井1丁目4−19 - アクセス
-
平井駅から京葉道路方向へ徒歩11分
小松川三丁目バス停からは徒歩3分(京葉道路から平井駅方向にバス通り右側を約150m) 歩行者専用横断歩道(信号)そば
☆日曜午後は船堀駅から徒歩5分(予約時にお問い合わせください)








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