モチベーション維持 その1
最終更新日:2025年11月20日
こんや鍼灸治療室
(平井1丁目)
患者さんを治療するうえでいろいろな障害があるのですが、その中の大きな部分を占めるものに患者さん側のモチベーションの低下というものがあります。
これはリハビリの現場でもそうですし、やる気という意味において言えば仕事でも勉強でもそうだと思います。
結局のところ目標到達への意識に相応の対価がないとそれを継続しようという気持ちが維持できないのです。機能回復、給料アップ、成績アップということです。
ゲームに多くの人がハマるのはそれなりの難易度があり努力による熟練が必要だからです。それが簡単すぎても脳は興奮しません。かといって難しすぎては投げ出してしまうのです。
勉強も同様で、簡単すぎても面白くないし難しすぎると挫折してしまいます。
女性の好きな(と書くと怒られるかもしれませんが)ドラマもハラハラドキドキのあり得ない展開に脳が反応しているのです。何も起こらないごくごく普通の日常では文字通りドラマにはなりません。
しかし現実の世界ではそんなことは大体において起こるわけもなく、身も蓋もありませんが身体全般においても健康という切り口においても基本的には加齢に伴い右肩下がりというのが共通認識でしょう。
昔話にあるような、おじいさんとおばあさんはいつまでも幸せに暮らしましたとさ、というのはあり得ないのです。
そこでどうするかというとその右肩下がりの傾きを少しでもなだらかにしようというのが全ての医療行為、医療類似行為(鍼灸)の求めるところになります。
鎌田實先生の言うピンピンコロリの考え方がわかり易いかもしれません。すべからく歳を取って衰えていくのだけれど少しでも健康で快適な日々を長く過ごすためにちょっと努力をしませんか、ということです。
しかし実際の当事者はすべての人がそういう訳にはいきません。「センセはそう言うけどねぇ」そう言われるときは鍼灸治療でも患者さんの期待する結果を出せていないということも関係しているかもしれません。
症状が思うように改善しない場合にはやはりその不具合を克服するのだという気持ちも萎えてしまうのは理解できます。
そこそこの効果が出ている、このくらいで維持できれば御の字だ、とこちらが思っていても患者さん側では自分の期待と効果のギャップに納得できないという感じの人もいます。
そこをうまく説明するのも治療技術に含まれており治療する側の責任なのですが、高齢の患者さんに前向きな気持ちを起こさせて維持させるエネルギーも残っていないという人が多いというのも現実です。
3か月前に御主人が亡くなって一気に疲れが出たのか無理をしていたのか急速に日常生活動作が悪くなった80歳代女性の訪問治療をしていました。
歩行による外出が困難になりQOL(生活の質)が悪化しました。室内歩行がやっとでこれでは夜間のトイレなどで転倒の心配があります。
もともと坐骨神経痛を長く患っていたので太腿と足裏に痛みと感覚障害がありました。それがこの度の心労などで症状が強くなってしまったようなのでした。
御主人の逝去で一人暮らしになり、地方に住む娘さんとも不仲による音信不通で、身体も思うように動かなくなったため本人のやる気も低下していましたが、トイレも行けなくなっては独居すら成り立ちません。
確信はありませんでしたが訪問治療の回数をそれまでの週一回から週三回に増やし集中的にメインの原因と思われる腰の治療をしました。
~次回に続く
基本情報
- 事業所名
- こんや鍼灸治療室
- ふりがな
- こんや はりきゅう いん
- 代表者名
- 鍼灸師 近谷 “ハリオ” 良平
- ふりがな
- こんや りょうへい
- 営業時間
-
平日、土、日祝日 9:00~18:00
予約は1時間前までにお願いいたします - 定休日
-
木曜日
- 電話番号
- 03-3636-0050
- Webサイト
- https://s-thoughts.com/
- 問い合わせ
- 所在地
- 〒132-0035
江戸川区平井1丁目4−19 - アクセス
-
平井駅から京葉道路方向へ徒歩11分
小松川三丁目バス停からは徒歩3分(京葉道路から平井駅方向にバス通り右側を約150m) 歩行者専用横断歩道(信号)そば
☆日曜午後は船堀駅から徒歩5分(予約時にお問い合わせください)








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