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結婚もあれば離婚もある

最終更新日:2026年06月24日

こんや鍼灸治療室
(平井1丁目)

結婚もあれば離婚もある ニュース画像1

少し前に《家族を持っておけばよかった》というのを書きましたが、結婚して家族を持てばそれで幸福かというと当然そうでもありません。

 

 

当院は患者さんの80%が女性なのですが女性の生き辛さや今までの苦労を治療しながら聞くにつけ、男性の人付き合いや仕事の苦労とはまた別の大変さに気付かされます。

 

 

簡単に書くと、昭和の男性は外で頑張ればそれでいいのですが女性は妻であり母であり時に嫁であり時には仕事もしています。

 

 

子供のため、経済的な不安のために我慢していましたが子供の自立や定年退職、その前での我慢の限界などを機に80%は女性の方から離婚を切り出すというのが同居20年以上のいわゆる熟年離婚の典型的なパタンです。

 

 

それは2008年4月から話し合い不要で自動的に夫の厚生年金の半分を受け取ることができる年金分割制度が導入されて以降、熟年離婚の割合が増えて離婚件数の4分の1を占めています。

 

 

しかも、離婚経験者(女性)の声として「我慢せずにもっと早く離婚しておけばよかった」という割合が最も多く、いかに女性が不満足な時間を過ごし経過とともに夫を嫌悪し続けていたかという悲しい事実がうかがえるのです。

 

 

そんな折、2005年4月に起こったJR福知山線の痛ましい脱線事故に運悪く遭遇してしまった何人かの被害者のそれまでの人生とその後の20年を丹念に取材しまとめた柳田邦男の著書を読みました(「それでも人生にYesと言うために」文藝春秋)。

 

 

その本の中に印象深い夫婦に関する記述がありました。

 

 

その女性は小学生、幼稚園、1歳の3人の子供を持つ母親だったのですが、もともと無口で仕事熱心な電気会社の技術職の御主人との間で気持のずれ、心の葛藤が耐え難いものになり家事、育児など理解や協力をしてくれない夫にもうやっていけないと一方的に離婚をしてしまいます。

 

 

養育費も受け取らず、生活保護に頼ったりいろいろな仕事をして頑張りますが余裕のない生活でそれぞれがストレスを抱え親子関係もぎくしゃくしてしまいます。

 

 

立ち行かなくなった時、離婚した時に実父に言われた「思春期の子供をちゃんと育てて初めて一人前の親と言えるんや」という言葉を思い出し別れたご主人に自ら復縁を願います。

 

 

その時御主人は自分の心情や初めて自分の生まれ育ちの話をします。

 

 

御主人は二歳の時事故で父親を亡くし母親は再婚し子供が生まれ自分だけ本当の父親を知らずに育ったために平凡な家族の会話すら上手くできなかったのはそういう心の闇があったからなのだと理解できました。

 

 

二人は心の深いところにあるものをお互いさらけ出して話し合い信頼感を取り戻し復縁し7年振りに再び五人家族に戻ります。

 

 

その後何もなければそんな分かり合えた市井の夫婦の話など誰も知ることなど無かったのでしょうが、その13年後にJR福知山線の事故が起こり次女が瀕死の重傷を負ってしまいます。

 

 

意識もなく医師達からも助かるのは難しいだろうと思われながらも母親の必死の愛情、看病もあり意識が戻り言葉を発し、高次機能障害が残りますがその経験から発せられる心にしみる言葉には気持ちが揺さぶられます。

 

 

朝の通勤時間の事故ですから10代の学生から働き始めたばかりの人、働き盛りの人達が犠牲になりました。

 

 

1985年8月のJAL123便や2011年の東日本大震災の時もそうですが、ごく普通の生活、当然続いていくはずの日常が突然終わってしまうのです。

 

 

大けがをした被害者の「あの事故以降、やりたいと思ったことはためらわずにやってしまおうと思うようになった」という発言がありました。

 

 

精神的ダメージを深く負ってしまった被害者も多いのですが、死者と生存者が折り重なったまさに地獄のような潰れた車両の中からやっとのことで救出されたのです。

 

 

そこからは何かを我慢するのはもうやめようと感じるのは当然のことでしょう。

 

 

今日がこれからの人生で一番若い日なのです。我慢せずやりたいことをやりましょう。食べたいものを食べましょう。生きたいところに行きましょう。言いたいことを言いましょう。

 

 

時間とともに考え方も変わります。男性側も変わるのでしょうが、歳を重ねると今更パートナーといることが当たり前で苦痛だとは感じないようで「青天の霹靂だ」と感じる男性が多いのだそうです。

 

 

いのち短し 恋せよ乙女 紅き唇 褪せぬまに 熱き血潮の 冷えぬまに 明日の月日の ないものを (ゴンドラの唄 より) 

 

 

 

基本情報

事業所名
こんや鍼灸治療室
ふりがな
こんや はりきゅう いん
代表者名
鍼灸師 近谷 “ハリオ” 良平
ふりがな
こんや りょうへい
営業時間
平日、土、日祝日   9:00~18:00         


予約は1時間前までにお願いいたします
定休日
 木曜日 

 

 






 
電話番号
03-3636-0050
Webサイト
問い合わせ
所在地
〒132-0035
江戸川区平井1丁目4−19
アクセス
 平井駅から京葉道路方向へ徒歩11分 

 小松川三丁目バス停からは徒歩3分(京葉道路から平井駅方向にバス通り右側を約150m) 歩行者専用横断歩道(信号)そば

 ☆日曜午後は船堀駅から徒歩5分(予約時にお問い合わせください)

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