健康な人は健康を考えない
最終更新日:2026年07月03日
こんや鍼灸治療室
(平井1丁目)
鍼灸治療という健康に携わる仕事も30年以上になると健康な人ってこういう人、というのがイメージとして形成されます。
まず言えることは逆説的ですが健康な人ほど健康を意識していないということです。不健康に感じられる人ほど健康にいい、健康のためにと意識してはそこから離れて行っているのです。
健康ではないからこそ意識しているのだという側面も理解しなければいけないのですが私には執着と感じます。執着は苦しみにつながるのです。
健康を目的化することでそれを求めるのですが、健康でありたいと求めれば求めるほど間違った方向に行っているということです。
具体的に言うと健康な人は健康を意識してプールに行きません。「健康のためにね」と言ったりしていますが根本には「楽しい」というのがあるのです。
泳ぐのが気持ちいいから、ゆったり長く泳ぐのが楽しいから、運動の後のビールがおいしいからなど楽しい理由があるのです。
半ば健康のためにと思って始めても継続する人はそこに楽しみを見出します。初期動機が健康のためでも楽しければそれでいいのです。
楽しくはないけれど体重など数値の変化、体調の変化がモチベーションになっている例も少なくありません。
筋の悪い例としては、お金を使えば健康になれるとの考え違いもあります。健康器具やスポーツクラブに入会したことで満足してサブスクの罠にはまり幽霊会員となるパタンなどです。
ここで言う健康な人はただ普通に歩いています。散歩、ウォーキングです。特に江戸川区は公園や川が多く整備されているので歩く場所(サイクリングも同様)に事欠きません。
荒天でもないのにそこそこのお金を払ってまでトレッドミルを歩く意味、価値を考えるのです。
負荷をかけたい人はわざわざそのための時間を割きとコストを払うよりも職場や自宅マンションの階段を利用しているという人もいます。
頚と肩の痛みで治療に来ている40代のフリーのプログラマーの男性も本業はずっと体を動かさない自宅での仕事なので、気分転換と体を動かすために気が向いた時に2時間程度アマゾンの配達をやっていると言っていました。
お金をもらって運動もできているのです。
同じ70代半ばの人でもここで言う健康な人は朝2時間のオフィスの掃除とそれに伴う通勤が生活のアクセントとなり日々の適度ないい運動にもなっておまけにお給料を貰っています。
その対極にある人は駅前の高齢女性専用筋トレジムに月8千円払って行っていてそれだけならいいのですが、おまけに飲まないプロテインも買わされたあげく肩関節を痛めて当院に来ていました。
ジムでの筋トレが好きな人ならともかく、特に高齢女性がわざわざマシンを使って鍛えなくてはいけない筋肉などありません。
お金をかけるのが良くないと言っている訳ではなく、その選択にも本人のセンスが出るのだと思います。
まず健康というあと付けの考えに、与えられた中途半端なサービスを利用するという考え方では筋も悪いということです。
そうではなく、まず体を動かしたいという気持ちがあったり楽しくやりたいという気持ちに忠実にそしてそこに様々なモチベーションが上がるものをくっ付けるというやり方がより無理なく生活に組み込んでいけるのではないかと考えています。
ショーペンハウアーの言葉に「健康な乞食は病気の王様より幸福である」というのがあります。
実家の畑で野菜や果物を作って送ってくれる兄弟がいちばん健康だという話は患者さんからよく聞く話ですが、自然を相手にお金をかけずに体を動かすということが最も健康と相性がいいのです。
本当に幸せな人ほど幸せを考えないというのと同じなのかもしれません。普通に生活している、できていることそのものが幸せなのですから。
基本情報
- 事業所名
- こんや鍼灸治療室
- ふりがな
- こんや はりきゅう いん
- 代表者名
- 鍼灸師 近谷 “ハリオ” 良平
- ふりがな
- こんや りょうへい
- 営業時間
-
平日、土、日祝日 9:00~18:00
予約は1時間前までにお願いいたします - 定休日
-
木曜日
- 電話番号
- 03-3636-0050
- Webサイト
- https://s-thoughts.com/
- 問い合わせ
- 所在地
- 〒132-0035
江戸川区平井1丁目4−19 - アクセス
-
平井駅から京葉道路方向へ徒歩11分
小松川三丁目バス停からは徒歩3分(京葉道路から平井駅方向にバス通り右側を約150m) 歩行者専用横断歩道(信号)そば
☆日曜午後は船堀駅から徒歩5分(予約時にお問い合わせください)








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