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「田井塾」中小企業庁講師-江戸川区民の科学への貢献-

最終更新日:2024年04月20日

科学啓蒙作家の塾「田井塾」
(北小岩3丁目)

「田井塾」中小企業庁講師-江戸川区民の科学への貢献- ニュース画像1
***** 「田井塾」中小企業庁講師:江戸川区民としての科学への貢献- *****

 ☆人はこの世に存する限り、人としてプロである。人は勉強を手段として己の心に「泉」を見出し、いつしかそこに「美」の映える知る。これをして彼方に「像」を予感し、それを求めて今を生きる。☆

  ・・・・・序奏・・・・・
 ●レクイエムニ短調K.626●
  -W.A.MOZART-
  ・・・・・  ・・・・・

 ●江戸川のほとりにて-中小企業庁講師:江戸川区民としての科学への貢献-●

●はじめに:-差し伸べられた「神の手」-
 新型コロナウイルスの影響で数年間中断されていたある会の、もちろん、安全を期して簡略化されて開催された新春を祝うための集いの席でのことでした。
 私は小学生の頃からただ耳に欠陥があるというだけで「宿命的な弱者」として何か目立つことをするとトイレに呼び出され、「生意気だ」と頭を壁に叩き付けられ、結果としてしょっちゅう鼻血を流していました。そのため、小グループ的な集まりにはできるだけ参加しないようにしていました。しかし、それでもこの年になっても自分の行った余計なおせっかいのために「私は女だけど言葉は汚いんだから」とそれこそ「宿命的」に汚い言葉でののしられることがあるのです。
 ですから、この集まりでもグループとして席が指定されるだけで、私は言葉を選び、結果的に茶を飲み、食べ物をつまむだけの状態に陥ってしまうのでした(お願い:この文章ではこの問題は本質的ではありませんのでご注意ください)。
 その時でした。私の肩をトントンと軽く叩く方がいらっしゃいました。振り向くと、江戸川区の教育委員会で委員長をなされ、また、江戸川区の区議会議員として活躍されていらっしゃるSさんでした。笑みをこぼして気さくに話し掛けてくださるその声の響きにひょっとしてと思い、そしてついに「あ、この方はやはりあの方だったのだ」と思わず感動の声を上げてしまうのでした。人様は大げさなと思われるかも知れませんが、しかし、そうであってもやはりそれは正しく私に差し伸べられた「神の手」だったのです。

●江戸川区の「江戸川国際友好会」初代会長として
 思えば、Sさんにお世話になってからすでに30年以上もの歳月が流れています。当時、私はある不動産会社に「トンネル」をした卑怯な人間としてのレッテルを張られ(この原因についてはここでは省略します)、そのウワサが地域的に渦巻き、たとえば、私があるご夫婦の横を通り過ぎるとき、ご主人が私に「先生」と声を掛けると、それに対して奥さんが「何でこんな人に声を掛けるのよ」と聞こえよがしにご主人を怒鳴るほどでした。こうして、塾の生徒は減少していることもあって、精神的にかなり疲れた状態になっていました。
 その頃、江戸川区はオーストラリアのゴスフォード市(現セントラルコースト市)と姉妹都市関係を結び、これを象徴として国際関係をさらに発展させるために語学の専門家から成る組織を立ち上げる準備をしていました。ある時、国際交流に関心のある区民を一般公募する記事が広報に掲載され、これを目にした私は、当時の苦境を脱出するための手段として、すぐにこれに応募しました。
 この時、私達の国際交流の活動の準備を支えてくださったのが当時江戸川区の文化リゾート課の職員であったSさんをはじめとする職員の皆さまでした。こうした方々のお力添えによって私は「江戸川国際友好会(EIFA)」の初代会長としての理想的な活動の場が与えられたのでした。当時の支援して下さった時の様子が今も心に浮かぶほどなのです。

●科学技術の進歩に貢献する江戸川区民
 この頃、ソ連はこれまでの体制が崩壊し、「ペレストロイカ(再建)」という名の下で「ロシア国家」が再建されていました。しかし、ロシアの貨幣であるルーブルは紙くず同然で、人々はひじょうに厳しい生活を強いられていました。このため、有能な科学者は研究場所をアメリカ、イギリス、フランスへとどんどん移して行きました。もちろん、そうした研究者ばかりではありませんでした。中には自国に残って、生活に苦労しながら研究する人もいました。
 ソ連時代にロシアとウクライナの科学者が中心になって概念設計が行われ、当時最先端を進んでいた研究として「核融合」があります。この研究は今では「ITER(国際熱核融合実験炉)」として日本を含めた世界各国の第一線の研究者が研究に取り組んでいますが、その当時、日本の科学者たちは時々に「国際セミナー」を開催し、そして生活や研究に窮する旧ソ連圏の研究者を招待していました。彼等には往復の旅費はもちろん、ホテル代や日本国内を移動するための費用も渡し、日本のさまざまな文化も味わっていただけるよう配慮していました。
 この時、この国際セミナーで通訳等の手伝いをしていた私は、(当時はセミナーが終るとすぐに帰国する人が多かったので)江戸川国際友好会の会長として江戸川区の「区内めぐり」と「ホームステイ」を東大の先生方に提案し、賛同していただきました。そして、すぐに江戸川区役所の文化リゾート課に連絡して、Sさんをはじめ職員の皆さまから中里区長さんに提案していただき、これも即了承していただくことが出来ました。
 そして、セミナーが終了した2日後には、江戸川区が用意した大型のバスがセミナー会場に横付けされ、研究発表を終えた研究者全員を江戸川区民の待つ「清心町コミュニティ会館」へと案内するのでした。ここではすでに竹縄妙子さんや加固久子さんを初めとするそうそうたるメンバーが歓迎の用意をしてくださっていて、ひじょうに印象深い歓迎会が催されました。
 こうして2泊3日にわたるイベントが終了すると、バスは早朝すでに会館の前に待機していて、研究者の皆さんを成田空港まで送ってくださるのでした。実は、こうした江戸川区および江戸川区民の皆さまのおもてなしのお蔭で、研究者の皆さんはお金をほとんど使わずに済み、成田空港でドルに換金して感謝の笑みを浮かべながら帰国するのでした。そしてさらに実は、昨年末(令和4年12月)に米ローレンス・リバモア国立研究所でそれこそロシアとウクライナのモデルを原型とした核融合の実験が成功し、いよいよ電力の生産に向けての実験を開始する段階に入ることになったのです(注意していただきたいのですが、科学技術の世界に国境がありません)。
 ウランを燃料とする原子力発電所が水素を燃料とする核融合発電所に移行するために必要な実験的施設を完成するまでにはまだ10数年ほど時間が掛かりますが、しかし、このクリーンな発電所を建設する可能性として技術的に日本がもっとも有望であると言われている現在、この研究の成果の中に江戸川区の皆さまの上記のような「温かな心」が込められている、ということを私はここで声を大にして強調せずにはいられません。またこれを事実としてここに記録として残させていただきたいと思います。

 ロシアとウクライナの戦争が1日も早く収束しますように。祈り(2023.2.12記)
 
・・・・・ ●●●●●今日も1日感謝の心で●●●●● ・・・・・

基本情報

事業所名
科学啓蒙作家の塾「田井塾」
ふりがな
かがくけいもうさっかのじゅく・たいじゅく・
代表者名
田井正博
ふりがな
たいまさひろ
営業時間
14:00~21:30
定休日
日曜日
電話番号
03-3671-1002
Webサイト
問い合わせ
所在地
〒133-0051
江戸川区北小岩3丁目25-19
アクセス
 京成江戸川駅前通りを蔵前橋通りに向かって徒歩1分

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