「田井塾」:江戸川のほとりにて-祈りの心(65-3)
最終更新日:2025年06月27日
科学啓蒙作家の塾「田井塾」
(北小岩3丁目)
*****「田井塾」:江戸川のほとりにて-「祈りの心」(65-3)-*****
・・・・・ 序 奏 ・・・・・
●「アラベスク第1番」●
・・・ドビュッシー・・・
●江戸川のほとりにて-詳説「時空間論」(65-3)-●
65:状態空間にける内部群(3)-
<大切な用語>
ファイバー空間、接続、状態ベクトル、基準点、生成元、完備基準点、単位行列、ユニタリー変換、正規化(ノルム化)因子、構造定数、テンソル.
「要 約」
ファイバー空間における群SU(4)の生成元Γを記述すると下記本文訳中の組(1)で与えられる。ここでは生成元は行列Γ[a]=Γ<i>[ja],a=1,2,3...,15の形で記述されているが、ただし、この組が完備基準点になるように単位行列I=δ<i>[j]をΓ[0]として導入している。
これらの行列の構造は、Γ[8],Γ[15],Γ[0]以外は二次元のユニタリー変換になっているので、明白である。これらの基本的な二次元の変換は線形的に独立し、恒等変換の演算子Γ[0]はこれらの生成元と明らかに可換になっている。なお、Γ[8]とΓ[15]の行列がこのような形に選択された理由については後で議論したい。
ところで、基準点のすべての行列に対して一般的な正規化因子N[Γ]=1/4を導入すると、生成元の基準点の構造定数のテンソルC<d>[ab]は同(2)式によって求められる。なお、この構造定数のテンソルは次回求めたい。
「本文訳」
次に、ファイバー空間において群SU(4)を区別する時、接続と状態ベクトルを分類する際に役立つ基準点について議論しましょう。群SU(4)の生成元Γを記述すると次のようになります。すなわち、
まず、Γ[1]=(abcd),Γ[2]=(efgh).
ここで、aは行列の1行目の組(0100),bは2行目の組(1000),cは3行目の組(0000),dは4行目の組(0000)を意味しています。同様にして、eは(0-i00),fは(i000),gは(0000),hは(0000)を意味しています。
次に、Γ[3]=(abcd),Γ[4]=(efgh).
同様に、a=(1000),b=(0-100),c=(0000),d=(0000),e=(0010),f=(0000),g=(1000),h=(0000).
次に、Γ[5]=(abcd),Γ[6]=(efgh).
同様に、a=(00-i0),b=(0000),c=(i000),d=(0000),e=(0000),f=(0010),g=(0100),g=(0000).
Γ[7]=(abcd),Γ[8]=(efgh)(1/3<1/2>).
同様に、a=(0000),b=(00-i0),c=(0i00),d=(0000),e=(1000),f=(0100),g=(00-20),h=(0000).
Γ[9]=(abcd),Γ[10]=(efgh).
同様に、a=(000-i),b=(0000),c=(0000),d=(i000),e=(0000),f=(0001),g=(0000),h=(0100).
Γ[11]=(abcd),Γ[12]=(efgh).
同様に、a=(0000),b=(0000),c=(0001), d=(0010), e=(0000),f=(000-i),g=(0000),h=(0i00).
Γ[13]=(abcd),Γ[14]=(efgh).
同様に、a=(0000),b=(0000),c=(000-i),d=(00i0), e=(0001),f=(0000),g=(0000),h=(1000).
Γ[15]=(abcd)(1/6<1/2>),Γ[0]=(efgh).
同様に、a=(1000),b=(0100),c=(0010),d=(000-
3),e=(1000),f=(0100),g=(0010),h=(0001).
・・・(1)
このように、私たちは群SU(4)の生成元を行列Γ[a]=Γ<i>[ja],a=1,2,3,...,15の形で記述しました。ただし、私たちの組が完備基準点になるように単位行列I=δ<i>[j]をΓ[0]として付け加えています。
これらの行列の構造はひじょうに明白です。これらはΓ[8]、Γ[15]、Γ[0]以外はすべて基本的な二次元のユニタリー変換になっているからです。これらの基本的な二次元の変換は線形的に独立しています。恒等変換の演算子Γ[0]は上記(1)中のその他の生成元と明らかに可換になっています。Γ[8]とΓ[15]の行列がこのような形で選択された理由については後で説明しましょう。
なお、基準点のすべての行列に対して一般的な正規化因子N[Γ]=1/4を導入しましょう。k[aa]=2(ただし、ノルム化した後はk[aa]=1/8)のとき、Sp(Γ[a]Γ[b])=k[aa]δ[ab]なので、生成元の基準点の構造定数のテンソルは次の関係式を使って計算することが出来ます。すなわち、
C<d>[ab]=Sp([Γ[a],Γ[b]]Γ[d])/{iSp(Γ[d]Γ[d])}.・・・(2)
それでは、正規化因子を考慮してゼロではない構造定数を求めることにしましょう。
・・・・・●●●●●今日も1日感謝の心で●●●●●・・・・・
・・・・・ 序 奏 ・・・・・
●「アラベスク第1番」●
・・・ドビュッシー・・・
●江戸川のほとりにて-詳説「時空間論」(65-3)-●
65:状態空間にける内部群(3)-
<大切な用語>
ファイバー空間、接続、状態ベクトル、基準点、生成元、完備基準点、単位行列、ユニタリー変換、正規化(ノルム化)因子、構造定数、テンソル.
「要 約」
ファイバー空間における群SU(4)の生成元Γを記述すると下記本文訳中の組(1)で与えられる。ここでは生成元は行列Γ[a]=Γ<i>[ja],a=1,2,3...,15の形で記述されているが、ただし、この組が完備基準点になるように単位行列I=δ<i>[j]をΓ[0]として導入している。
これらの行列の構造は、Γ[8],Γ[15],Γ[0]以外は二次元のユニタリー変換になっているので、明白である。これらの基本的な二次元の変換は線形的に独立し、恒等変換の演算子Γ[0]はこれらの生成元と明らかに可換になっている。なお、Γ[8]とΓ[15]の行列がこのような形に選択された理由については後で議論したい。
ところで、基準点のすべての行列に対して一般的な正規化因子N[Γ]=1/4を導入すると、生成元の基準点の構造定数のテンソルC<d>[ab]は同(2)式によって求められる。なお、この構造定数のテンソルは次回求めたい。
「本文訳」
次に、ファイバー空間において群SU(4)を区別する時、接続と状態ベクトルを分類する際に役立つ基準点について議論しましょう。群SU(4)の生成元Γを記述すると次のようになります。すなわち、
まず、Γ[1]=(abcd),Γ[2]=(efgh).
ここで、aは行列の1行目の組(0100),bは2行目の組(1000),cは3行目の組(0000),dは4行目の組(0000)を意味しています。同様にして、eは(0-i00),fは(i000),gは(0000),hは(0000)を意味しています。
次に、Γ[3]=(abcd),Γ[4]=(efgh).
同様に、a=(1000),b=(0-100),c=(0000),d=(0000),e=(0010),f=(0000),g=(1000),h=(0000).
次に、Γ[5]=(abcd),Γ[6]=(efgh).
同様に、a=(00-i0),b=(0000),c=(i000),d=(0000),e=(0000),f=(0010),g=(0100),g=(0000).
Γ[7]=(abcd),Γ[8]=(efgh)(1/3<1/2>).
同様に、a=(0000),b=(00-i0),c=(0i00),d=(0000),e=(1000),f=(0100),g=(00-20),h=(0000).
Γ[9]=(abcd),Γ[10]=(efgh).
同様に、a=(000-i),b=(0000),c=(0000),d=(i000),e=(0000),f=(0001),g=(0000),h=(0100).
Γ[11]=(abcd),Γ[12]=(efgh).
同様に、a=(0000),b=(0000),c=(0001), d=(0010), e=(0000),f=(000-i),g=(0000),h=(0i00).
Γ[13]=(abcd),Γ[14]=(efgh).
同様に、a=(0000),b=(0000),c=(000-i),d=(00i0), e=(0001),f=(0000),g=(0000),h=(1000).
Γ[15]=(abcd)(1/6<1/2>),Γ[0]=(efgh).
同様に、a=(1000),b=(0100),c=(0010),d=(000-
3),e=(1000),f=(0100),g=(0010),h=(0001).
・・・(1)
このように、私たちは群SU(4)の生成元を行列Γ[a]=Γ<i>[ja],a=1,2,3,...,15の形で記述しました。ただし、私たちの組が完備基準点になるように単位行列I=δ<i>[j]をΓ[0]として付け加えています。
これらの行列の構造はひじょうに明白です。これらはΓ[8]、Γ[15]、Γ[0]以外はすべて基本的な二次元のユニタリー変換になっているからです。これらの基本的な二次元の変換は線形的に独立しています。恒等変換の演算子Γ[0]は上記(1)中のその他の生成元と明らかに可換になっています。Γ[8]とΓ[15]の行列がこのような形で選択された理由については後で説明しましょう。
なお、基準点のすべての行列に対して一般的な正規化因子N[Γ]=1/4を導入しましょう。k[aa]=2(ただし、ノルム化した後はk[aa]=1/8)のとき、Sp(Γ[a]Γ[b])=k[aa]δ[ab]なので、生成元の基準点の構造定数のテンソルは次の関係式を使って計算することが出来ます。すなわち、
C<d>[ab]=Sp([Γ[a],Γ[b]]Γ[d])/{iSp(Γ[d]Γ[d])}.・・・(2)
それでは、正規化因子を考慮してゼロではない構造定数を求めることにしましょう。
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基本情報
- 事業所名
- 科学啓蒙作家の塾「田井塾」
- ふりがな
- かがくけいもうさっかのじゅく・たいじゅく・
- 代表者名
- 田井正博
- ふりがな
- たいまさひろ
- 営業時間
- 14:00~21:30
- 定休日
- 日曜日
- 電話番号
- 03-3671-1002
- Webサイト
- http://inter-tai.com/
- 問い合わせ
- 所在地
- 〒133-0051
江戸川区北小岩3丁目25-19 - アクセス
- 京成江戸川駅前通りを蔵前橋通りに向かって徒歩1分
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