防災運用塾（５）　ペットの防災対策

第5回　ペットの防災対策について



今週はクリスマス。
また、天皇誕生日もあり3連休です。
今年のトレンドは大きなケーキを買い家族で過ごすとのことです。

ところで、今ペットを飼われている方が多くなっています。
家族の一員としてペットと過ごして方もたくさんいらっしゃるかと思います。
特に最近ではマンションでも、ペットを飼えるところも多くなっています。

ところで、ペットの防災対策をされていますか？
先の震災で食料備蓄や、避難対策を考えている方々が増えているようです。
実際、防災用品、備蓄食料品が売れているようです。
恐らく、人間が中心ではないでしょうか？
非常時の場合ペットはどうなるのか考えると・・・
・避難所はペット同伴が可能？
・食料備蓄は？
・トイレの対策は？
・ペットが体調不良になったら？
などなど、ちょっと考えただけでもいろいろ出てきます。

避難所は、多くの人が暫定的に生活する場所ですので、ペットが入れない場所や
ゲージ等に入れる、吠えない、臭いが無い等を前提に許可される場合など場所によっては
様々な諸条件があるのではないでしょうか。
また、人に対しては何日か自分の用意した備蓄食料を活用すれば、その後救援物資が配給される
事になります。しかしペットに対して現状では、ごく一部の自治体を除きペット用の
非常用食料を備蓄しているところは無く、店舗等が復旧するまでご自分で用意した物で
賄うしかありません。
また、遠隔地の親戚等に災害時ペットを預かってもらうことを日頃から調整しておく事も
一つの方策かもしれません。

家族への防災対策とともに、ペットにも災害対策として何が必要なのか、予め備蓄すべき
物品や量、ペットに対する常備薬等ご自分たちの防災対策に含めて検討する必要が
あるのではないでしょうか？

本コラムは、一つの考え方を掲示しています。
各自で御検証の上、最適な方法を模索して下さい。

最後までお付き合い下さいまして、ありがとうございました。