防災運用塾（8） 避難訓練について

第8回　避難訓練について

今、インフルエンザが大流行しているようです。
A型がそろそろ山を越え、B型が増加しているようです。
A型にかかった方が、B型にという事で1シーズンに2回かかってしまう
事もある様で、当面流行は続くようです。
かかると結構大変です。うがいと手洗いはお忘れなく

さて、前回の記事で「東大地震研：Ｍ７程度の地震が４年以内に７０％の確率で発生」
などと話題にしましたが、あっさりと撤回し、「4年以内50%以下」に訂正されました。
私たちにとって喜んで良いのかわかりませんね。
危機感だけは継続してもっていた方が良いかもしれません。

自治会、集合住宅、学校や職場で年に数回避難訓練を実施されているかと思います。
これは、消防法という法令に従い、それぞれが消防計画をたてそれに基づき、
それぞれの組織の防火管理者が中心となり実施されます。
とはいうものの、多くの方が認識しているのは、エレベーターを使わずに階段で1階の
集合場所におり、点呼をとる。その後消防署の職員の方が参加していれば、お話しを
聞き、消火器使用方法の説明・実習でしょうか。
私もそうでしたが、「避難訓練をこなす」という感じの方が多いのではないでしょうか？
実際に参加されている方はまだ意識が高いのですが、実際に参加者は総数の半分以下
というのが実態のようです。（複数の事例より）

なかなかスケジュールの関係で参加が出来ない事も多いと思いますが、「迫り来る？」
災害のために、避難訓練を有効に活用する事でご自分の中で万一の場合の安心感が
少しでも出来れば良いのではないでしょうか。
また、参加出来ない場合は、訓練の手順とか方法を頭に入れるだけでもかなり違うと
思います。数少ない機会を有効に活用して見てはいかがでしょうか。

本コラムは、一つの考え方を掲示しています。
各自で御検証の上、最適な方法を模索して下さい。

最後までお付き合い下さいまして、ありがとうございました。