防災運用塾(9)　町会（自治会）等活動

第9回　町会（自治会）活動について



早いもので、この3月11日で東日本大震災から1年が経ちます。
改めて、被災されました皆様に、心よりお見舞い申し上げます。

皆さんが居住している地域には、何らかの組織があり皆さんも構成員になっているのではないでしょうか？
町会等では、会長を頂点にそれぞれ区分された地域を網羅する組織が構成されているはずです。
ご自分の所属している組織はどこか、どういうものかご存じでしょうか？
町会では消防団、防犯部会、婦人部会等専門組織に分かれていて、機能的にかつ効率的に組織運営がされています。
（地域によって、呼称や組織に違いがあります）
なかなか、町会役職者にならないと、町会との接点は薄いかもしれません。
町会では、防災訓練の実施や、交通安全運動、火災予防運動等積極的に関与している場合が多いです。
普段から、身近な情報として回覧板、町会掲示板場合によっては、ホームページをお持ちのところもあるようです。
災害が発生した場合、ご自分で活動できる範囲は非常に限定的になります。
非常用物品の配給・情報の提供等町会の役割が重要視される場面があります。
そのような危機管理的場面だけでなく、盆踊りやイベント等も実施されているところが多いようです。
東日本大震災から1年が経とうとしている今、地域と連携する事も防災の一環かと考えます。
積極的に参加してはいかがでしょうか？
（地域によっては、町会活動が行われていないところもあるようです。予めご了承願います）

本コラムは、一つの考え方を掲示しています。

各自で御検証の上、最適な方法を模索して下さい。

最後までお付き合い下さいまして、ありがとうございました。