防災対策ABC　（１）　消防計画

第1回　消防計画って何？

ゴールデンウィークが終了し、後は7月まで祝日がなくため息が聞こえてきそうなカレンダーです。
5月は、金環日食、東京スカイツリー開業と何となく明るいニュースが続きます。
5月病なんて吹っ飛ばして頑張りましょう。

堅い話題ですが、消防計画って聞いた事ありますか？
実は、災害等が発生した時などに、非常に重要な事項が書かれています。

これは、消防法という法律に従い作成されたものです。
多くの会社、工場、商店（スーパー、百貨店、ホームセンター等）、集合住宅（団地、マンション等）で作成され、火災・震災の際に必要な行動計画が具体的に記載されています。

具体的には、防火管理者という責任者とその施設の責任者（社長等）の役割や、避難場所・経路、誘導方法、非常通報の方法、自主点検等が記載されています。特に、会社や集合住宅ではその抜粋である避難訓練の資料とか、小冊子にまとめられている場合もあります。

普段気にも留めない事かもしれませんが、このようなものが身近にある事と、たまにそれらを確認する事を週刊とする必要があります。また、もしそれらが見当たらない場合は、集合住宅であれば管理員（会社）、管理組合、防災担当等に確認する事が必要ですね。

「備えあれば憂いなし」ですね。

防災支援塾を今回リニューアルし、より具体的な事例をご紹介し、皆さんの防災に対してお役に立てる事を目指します。