防災対策ABC　（２）　安否確認　

第2回　安否確認

5/21の金環日食ご覧になりましたか？
江戸川区では金環の時間にやや雲が多くなってしまい不安がありましたが、何とか見えました。次回は金環日食が2030年6月30日と、皆既日食が2035年9月2日だそうです。
残念ながら、東京では部分食のようですね。

最近、会社とか組織で安否確認システムが普及してきています。
これは、社員や職員が地震等の災害が発生した場合、その安否を確認して会社や組織の事業継続計画を推進する手段の一つとしているようです。

しかし、一般の家庭や中小の企業とのではまだまだ普及しているとは言えないようです。災害が発生した場合連絡手段では一例として次の事が考えられます。

1.停電による通信の途絶
　家庭電話機（給電型）、インターネット電話、光電話、基地局停電による携帯電話の不通
2.携帯電話会社の使用統制による使用困難
3.電話回線の切断
4.その他

考えればいろいろあります。
災害時は、電話会社等の災害ダイヤルが利用可能になりますので、どこを、これをどのように使うか日頃から家族の間で話し合っておく必要があります。

また、電話等が不通になった場合でも、比較的公衆電話は繋がりますので、それを利用する事や、災害時大手コンビニでは災害用の電話を無料で使用できる場合もありますので、これらを有効に活用する事も一つの方法です。

家族・知人等の安否が確認できたら、まずご自分の安全を確保する事が防災の鉄則です。無理をして帰宅したりぜず、一時避難所や会社に残留する事も一つの手段では無いでしょうか。

安否確認システム等会社や組織では、そのインフラを整備され始めていますが、まだそうで無い部分は、事前確認や準備でその穴埋めを考える必要があるかと思います。
事前の準備や話し合い、再点検は安心安全の基本です。
皆さんで、考えて行動しましょう。