期外収縮を改善するには
最終更新日:2022年06月18日
こんや鍼灸治療室
(平井1丁目)
定期健康診断で何項目か引っかかったというのは当たり前にあることですが、心電図の異常も患者さんからよく相談を受ける項目です。
それはお酒による肝機能や体重(BMI)のように自分でかなりの部分をコントロールできる項目とは少し違うからなのかもしれません。
脂質異常症(LDLや中性脂肪)もコントロールはなかなかですが中高齢女性は総じて大体高めですし、何しろそれよりも標準体重よりも少し重めでコレステロールも少し高めの方が却って長寿であるというデータもある位です。
しかし心臓疾患は日本人の死因の不動の第二位で約15%を占め数も年々増加しています。
心臓は毎日約10万回の拍動です。70年で25億5500万回。そりゃ痛むわという話です。大きさは握りこぶし程度、大人でも2~300グラム位です。
心臓は筋肉です。その筋肉にも自ら酸素、栄養を送って決して休みなく動いています。
洞結節というペースメーカーがあってそこから拍動が始まっています。この電気信号の流れいわゆる刺激伝導系に問題があると不整脈や心電図の異常が出てきます。
心臓には四つの部屋がありそれぞれに血液を逆流させないために弁がありますが、これが加齢によって開くべき時に狭くなってしまったり、ちゃんと閉まらなくなったりして手術の適応になったりします。(心臓弁膜症)
このように健気に頑張り続ける心臓ですからやはり加齢とともに少しずつ悪くなっていくことが多いという印象です。
昔は抗凝固薬を服用するしかなかった危険な不整脈である心房細動もここ15年位でカテーテルアブレーションなど積極的に根治治療をするようになっています。(持続性の場合は手術を薦められません)
その手術自体も冷却バルーン、ホットバルーンなどかなりの進化をし続けています。
冒頭の健康診断で引っかかる人の多くは期外収縮だと思われます。これは文字通り心房か心室が不規則に収縮する症状です。
自覚症状がある人もいればない人もいます。ほとんどは日常生活に差し支えるほどではありません。(心房細動も自覚症状がない場合もあるのでこちらは注意が必要)
ホルター心電図(24時間心電図を記録する)で精査することもありますがそれなりの回数が確認されても本人が生活に支障を感じなければ抗不整脈薬や抗不安薬などが使用されることはないと認識しています。
こういった薬が却って不整脈を誘発することもあるからです。
何が危険因子かと言えばいちばんは加齢ですがこれはしょうがありません。
ではどうすればいいかと言えば、あたり前で申し訳ありませんが心臓に過度なストレスをかけないことです。
イライラする、過労、寝不足、心配事のほかアルコール、カフェインの摂りすぎも良くないとされています。
それらも対策としては当然なのですが、東洋医学的に対策を考えると・・・。
不満、怒り、イライラなどの感情は普通は外に出せません。行き場がないので我慢をして、結局自分に戻ってきます。
つまり抑圧したストレスとして自身の身体に毒となるのです。我慢せずに爆発させたとしてもやはり身体には毒です。
その感情が湧いた時点で自分で自分の身体を痛めているのです。
ですから期外収縮と言われた方で心当たりのある方はイラっとしないこと、怒らないこと興奮しないことが正解です。
そうなりそうになったら、それはそう考えてしまう自分に非があるのだということを自ら冷静に再認識するということが重要な改善法、治療法であると思います。
深い呼吸でそれを受け入れる。そう考えを転換できるかということです。
それはお酒による肝機能や体重(BMI)のように自分でかなりの部分をコントロールできる項目とは少し違うからなのかもしれません。
脂質異常症(LDLや中性脂肪)もコントロールはなかなかですが中高齢女性は総じて大体高めですし、何しろそれよりも標準体重よりも少し重めでコレステロールも少し高めの方が却って長寿であるというデータもある位です。
しかし心臓疾患は日本人の死因の不動の第二位で約15%を占め数も年々増加しています。
心臓は毎日約10万回の拍動です。70年で25億5500万回。そりゃ痛むわという話です。大きさは握りこぶし程度、大人でも2~300グラム位です。
心臓は筋肉です。その筋肉にも自ら酸素、栄養を送って決して休みなく動いています。
洞結節というペースメーカーがあってそこから拍動が始まっています。この電気信号の流れいわゆる刺激伝導系に問題があると不整脈や心電図の異常が出てきます。
心臓には四つの部屋がありそれぞれに血液を逆流させないために弁がありますが、これが加齢によって開くべき時に狭くなってしまったり、ちゃんと閉まらなくなったりして手術の適応になったりします。(心臓弁膜症)
このように健気に頑張り続ける心臓ですからやはり加齢とともに少しずつ悪くなっていくことが多いという印象です。
昔は抗凝固薬を服用するしかなかった危険な不整脈である心房細動もここ15年位でカテーテルアブレーションなど積極的に根治治療をするようになっています。(持続性の場合は手術を薦められません)
その手術自体も冷却バルーン、ホットバルーンなどかなりの進化をし続けています。
冒頭の健康診断で引っかかる人の多くは期外収縮だと思われます。これは文字通り心房か心室が不規則に収縮する症状です。
自覚症状がある人もいればない人もいます。ほとんどは日常生活に差し支えるほどではありません。(心房細動も自覚症状がない場合もあるのでこちらは注意が必要)
ホルター心電図(24時間心電図を記録する)で精査することもありますがそれなりの回数が確認されても本人が生活に支障を感じなければ抗不整脈薬や抗不安薬などが使用されることはないと認識しています。
こういった薬が却って不整脈を誘発することもあるからです。
何が危険因子かと言えばいちばんは加齢ですがこれはしょうがありません。
ではどうすればいいかと言えば、あたり前で申し訳ありませんが心臓に過度なストレスをかけないことです。
イライラする、過労、寝不足、心配事のほかアルコール、カフェインの摂りすぎも良くないとされています。
それらも対策としては当然なのですが、東洋医学的に対策を考えると・・・。
不満、怒り、イライラなどの感情は普通は外に出せません。行き場がないので我慢をして、結局自分に戻ってきます。
つまり抑圧したストレスとして自身の身体に毒となるのです。我慢せずに爆発させたとしてもやはり身体には毒です。
その感情が湧いた時点で自分で自分の身体を痛めているのです。
ですから期外収縮と言われた方で心当たりのある方はイラっとしないこと、怒らないこと興奮しないことが正解です。
そうなりそうになったら、それはそう考えてしまう自分に非があるのだということを自ら冷静に再認識するということが重要な改善法、治療法であると思います。
深い呼吸でそれを受け入れる。そう考えを転換できるかということです。
基本情報
- 事業所名
- こんや鍼灸治療室
- ふりがな
- こんや はりきゅう いん
- 代表者名
- 鍼灸師 近谷 “ハリオ” 良平
- ふりがな
- こんや りょうへい
- 営業時間
-
月、火、水、金、土曜日 9:00~18:00
日曜日 午前のみ
祝祭日 午後のみ(12:00~18:00)
予約は1時間前までにお願いいたします - 定休日
-
木曜日
- 電話番号
- 03-3636-0050
- Webサイト
- https://s-thoughts.com/
- 問い合わせ
- 所在地
- 〒132-0035
江戸川区平井1丁目4−19 - アクセス
-
平井駅から京葉道路方向へ徒歩11分
小松川三丁目バス停からは徒歩3分(京葉道路から平井駅方向にバス通り右側を約150m) 歩行者専用横断歩道(信号)そば
☆日曜午後は船堀駅から徒歩5分(予約時にお問い合わせください)
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