スポーツクラブは続かないのか
最終更新日:2023年04月02日
こんや鍼灸治療室
(平井1丁目)
チラシがよくポスティングされるのですが、最近は従来のピザなどのデリバリー系、学習塾に加えて運動系のチラシが多いと感じました。
1枚は近所にできたパーソナルジムのチラシでした。以前は訪問看護、訪問ヘルパーの事務所だったところです。
もう一枚も駅に近い飲み屋街のパーソナルジムでした。パーソナルジムという形態がコロナ以降、持続化補助金制度の活用も含めてあちこちにできていたのは知っていましたが。
以前は駅近くの中高年女性専用のジムのチラシも入っていました。
逆に高価なパーソナルトレーニングから安価なスポーツクラブへの移行でライザップ系列のチョコザップもできていました。ここも以前は美容室だったところです。
しかしシャワーはないそうですが何故だかセルフエステ、セルフ脱毛とやらがあるのだと患者さんが教えてくれました。
京葉道路南側の小松川では24時間のスポーツクラブもオープンしました。ここは以前はパチンコ店でした(平井駅近くにはチップネス系の24時間ジムもあり)。
このようにこの1年でこんなに運動するところが増えたのもここ3年のコロナ禍での消費行動の変化と生活様式の変化が大きく関与しているのだと思います。
個人にしろ法人にしろ初期投資さえ可能であれば店舗運営の維持費は他の業種よりもかなり抑えれるからなのかもしれません。
何しろ汗を流して消耗するのは働く方ではなくお金を払う方なのですから考えたら面白いビジネスだと思います。コストがかかる人件費率が他業種に比べかなり抑えられています。
先日、勝間和代氏が「なぜスポーツクラブは続かないのか」という動画をYouTubeに上げていました。(2023.3.14UP)
彼女は「スポーツ免罪符」と呼んでいましたが、患者さんにも複数いたので納得したのです。
素敵なウェア、シューズ、水着を買いそろえてスポーツクラブに入会して、そこですっかり満足してしまい行く気はあるから退会はしないが気が付いたらほとんど行っていないというサブスクの罠にはまってしまうのです。
「サプリ免罪符」も同列に挙げていましたが、自分では運動や生活の改善、食事の改善はせずに定期的に送られるサプリメントを飲んで自分は大丈夫と(思いたい)思ってしまうその心理です。
やはりこれも同様にサブスクの罠なのですが(経営者側はそこがおいしい)。
スポーツクラブは会員の大部分が続かないこと、もしくはほとんど利用しないことを前提に価格が抑えられています。
勝間氏は大体キャパの100倍位の会員獲得を目指していると言っていました。システムとしてサブスクの利益率が高いのはそういうことです。
筋トレ自体が好きな人、体を動かすことが好きな人、つまり楽しければ続きますが多くの人は続かないのです。
仕事と同じで、お金のためだけの仕事はただただ苦痛なのです。
運動のための運動は続かないのです。
つまり続く人はアスリート、スポーツマン、筋力などのマニアということになります。
このように社会情勢などによって飲食業のように減少する業種があれば増える業種もあります。
しかし冷静に考えればこの、あちこちにスポーツジム、パーソナルジムがあるという状態も続くのだろうかと。
同じような業種ですが、ボクシング系のジムに通っている患者さんはミット打ちや3分刻みのサンドバッグが結構楽しいんですよと言っていました。
また、ヨガ系のスタジオに通っている女性も呼吸とストレッチが気持ちいいと言っていました。
いずれにせよ、体の動かし方や負荷のかけ方でも人により何が楽しいかそれぞれ違うということなのです。
いろいろな需要があるものです。それぞれその後をもう少し観察してみたいと思います。
1枚は近所にできたパーソナルジムのチラシでした。以前は訪問看護、訪問ヘルパーの事務所だったところです。
もう一枚も駅に近い飲み屋街のパーソナルジムでした。パーソナルジムという形態がコロナ以降、持続化補助金制度の活用も含めてあちこちにできていたのは知っていましたが。
以前は駅近くの中高年女性専用のジムのチラシも入っていました。
逆に高価なパーソナルトレーニングから安価なスポーツクラブへの移行でライザップ系列のチョコザップもできていました。ここも以前は美容室だったところです。
しかしシャワーはないそうですが何故だかセルフエステ、セルフ脱毛とやらがあるのだと患者さんが教えてくれました。
京葉道路南側の小松川では24時間のスポーツクラブもオープンしました。ここは以前はパチンコ店でした(平井駅近くにはチップネス系の24時間ジムもあり)。
このようにこの1年でこんなに運動するところが増えたのもここ3年のコロナ禍での消費行動の変化と生活様式の変化が大きく関与しているのだと思います。
個人にしろ法人にしろ初期投資さえ可能であれば店舗運営の維持費は他の業種よりもかなり抑えれるからなのかもしれません。
何しろ汗を流して消耗するのは働く方ではなくお金を払う方なのですから考えたら面白いビジネスだと思います。コストがかかる人件費率が他業種に比べかなり抑えられています。
先日、勝間和代氏が「なぜスポーツクラブは続かないのか」という動画をYouTubeに上げていました。(2023.3.14UP)
彼女は「スポーツ免罪符」と呼んでいましたが、患者さんにも複数いたので納得したのです。
素敵なウェア、シューズ、水着を買いそろえてスポーツクラブに入会して、そこですっかり満足してしまい行く気はあるから退会はしないが気が付いたらほとんど行っていないというサブスクの罠にはまってしまうのです。
「サプリ免罪符」も同列に挙げていましたが、自分では運動や生活の改善、食事の改善はせずに定期的に送られるサプリメントを飲んで自分は大丈夫と(思いたい)思ってしまうその心理です。
やはりこれも同様にサブスクの罠なのですが(経営者側はそこがおいしい)。
スポーツクラブは会員の大部分が続かないこと、もしくはほとんど利用しないことを前提に価格が抑えられています。
勝間氏は大体キャパの100倍位の会員獲得を目指していると言っていました。システムとしてサブスクの利益率が高いのはそういうことです。
筋トレ自体が好きな人、体を動かすことが好きな人、つまり楽しければ続きますが多くの人は続かないのです。
仕事と同じで、お金のためだけの仕事はただただ苦痛なのです。
運動のための運動は続かないのです。
つまり続く人はアスリート、スポーツマン、筋力などのマニアということになります。
このように社会情勢などによって飲食業のように減少する業種があれば増える業種もあります。
しかし冷静に考えればこの、あちこちにスポーツジム、パーソナルジムがあるという状態も続くのだろうかと。
同じような業種ですが、ボクシング系のジムに通っている患者さんはミット打ちや3分刻みのサンドバッグが結構楽しいんですよと言っていました。
また、ヨガ系のスタジオに通っている女性も呼吸とストレッチが気持ちいいと言っていました。
いずれにせよ、体の動かし方や負荷のかけ方でも人により何が楽しいかそれぞれ違うということなのです。
いろいろな需要があるものです。それぞれその後をもう少し観察してみたいと思います。
基本情報
- 事業所名
- こんや鍼灸治療室
- ふりがな
- こんや はりきゅう いん
- 代表者名
- 鍼灸師 近谷 “ハリオ” 良平
- ふりがな
- こんや りょうへい
- 営業時間
-
月、火、水、金、土曜日 9:00~18:00
日曜日 午前のみ
祝祭日 午後のみ(12:00~18:00)
予約は1時間前までにお願いいたします - 定休日
-
木曜日
- 電話番号
- 03-3636-0050
- Webサイト
- https://s-thoughts.com/
- 問い合わせ
- 所在地
- 〒132-0035
江戸川区平井1丁目4−19 - アクセス
-
平井駅から京葉道路方向へ徒歩11分
小松川三丁目バス停からは徒歩3分(京葉道路から平井駅方向にバス通り右側を約150m) 歩行者専用横断歩道(信号)そば
☆日曜午後は船堀駅から徒歩5分(予約時にお問い合わせください)
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