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飲めるけど飲まないZ世代

最終更新日:2023年08月24日

こんや鍼灸治療室
(平井1丁目)

飲めるけど飲まないZ世代 ニュース画像1

30年前、会社勤めの頃は毎日のように飲酒していました。バブル~その後にかけてそれが当たり前、典型的な「とりあえずビール」のライフスタイルでした。

 

 

そこから長い年月が流れ、3年前にお酒を買うのをやめました。ちょうどコロナの時期でもあり外での飲酒の機会も無くなりました。

 

 

主に自宅で飲酒していたのですが、以前にも書いた通り患者さんの治療をしていても飲酒が生活全般や健康に良からぬ影響を与えることは実感していました。

 

 

何しろWHOも「飲酒はしないに越したことはない」という結論を出しています。

 

 

酒は百薬の長などと昔から言われてきましたが、それは1合程度(アルコール20g=度数5%だと500ml)ならば緊張していた人がリラックスできるから精神的にはいいのではないかという意味だと思います。

 

 

しかし、それが飲酒が目的、飲酒ありきの生活が習慣化すると薬物の特性として量も多くなりがちです。何しろ習慣化ですから毎日薬物摂取ということになります。

 

 

まあ一合ならいいでしょうということになっていますが。しかし少量摂取の精神的弛緩以外には肉体的には悪影響しかありません。

 

 

薬物ですから体内で無毒化(代謝)しなければならないからです(アルコール→アセトアルデヒド→酢酸→水)。

 

 

通常の日々で精神的弛緩のためだけにアルコールの力を借りなければいけないほどのストレスか?と考えてしまったのです。

 

 

いや、自分で好きなことをやっているのにストレスなんてないぞと。そもそもそれは自分の考え方受け止め方次第です。

 

 

身体にいいのなら喜んで飲みますが良くはないし、飲むと読書や書きものの効率も落ちて貴重な夜の時間が勿体ないというのもありました。それでやめたのです。

 

 

もともと依存症でもなく惰性的に毎日のように飲んでいただけなのでやめてしまえば何てことないのです。飲み会というのはもうありませんが、知人と食事をしたらお酒も飲みます。

 

 

何より睡眠の質が良くなります。基本的に体調が良くなり把握しやすいですし、自分の時間をコントロールできているという感覚があります。お金も使いません。

 

 

「飲めるけど飲まない」というのを欧米では「ソバーキュリアス」(しらふ+好奇心)と呼ぶらしいのですが、アサヒ飲料など酒類メーカーもZ世代といわれる20~30代のアルコール離れをすでに把握してノンアルコール飲料に力を入れています。

 

 

習慣飲酒とは「週に3回以上飲酒し飲酒日1日当たり1合以上飲酒する」と厚労省が定義しているのですが、その習慣飲酒率が24年前の1999年とコロナ前の2019年を比較すると大きく変化している世代があります。

 

 

20代では34.0%→12.7%と何と3分の1へ減少し、30代でも48.8%→24.4%と半減しているのです。

 

 

この20年で習慣飲酒率が40%以上で変化していないのは男女とも40代50代と60代男性ぐらいなのです。

 

 

「ほとんど飲まない」と「飲まない、飲めない」を合わせると20代で半数を占め、30代では4割以上を占めます。

 

 

ちなみにもともと飲めないという人は日本人ではおよそ20%程度存在するのですが、タイトルの「飲めるけど飲まない」理由を20代、30代に聞くと「コスパ」「タイパ」ということになるようです。

 

 

ニッセイ研究所の分析によるとコスパが悪い、タイパが悪いと考える根底には

 

  1. デジタル化の進展でやれる事、やりたい事がいろいろある
  2. スマホでいつでも繋がれるのでわざわざ時間とお金をかけて飲みに行く気なならない
  3. アルコールの影響に関心を持つようになった

 

 

が挙げられていました。3.は例えば女性が妊娠、出産、授乳、育児で飲まなくなりそのままやめてしまう、二日酔いが無く家事効率も上がり快適だと気付くなど。

 

 

男性では1.の要素、飲酒の影響でやりたいことが出来なくなる、つまりしらふの方がより人生楽しめるという感じのようです。

 

 

いつでもどこでも外部とつながるこのデジタル情報時代がデフォルトのZ世代はアルコールのメリット、デメリットを冷静に考え判断しているのです。

 

 

お金と時間、仕事と生活を生産性という面から考えると「飲めるけどあえて飲まない」を選択しているのです。

 

 

あの90年代前半の生産性ゼロの会社帰りの居酒屋通いの日々の僕が莫大なコストと時間を費やしたその先に習慣飲酒をやめるまでに35年以上かかった訳ですが、もしこのZ世代に生まれていたらどうしていただろうかとも考えるのです。 

 

 

参照:厚生労働省「国民健康栄養調査」(2019年)

 

 

 

基本情報

事業所名
こんや鍼灸治療室
ふりがな
こんや はりきゅう いん
代表者名
鍼灸師 近谷 “ハリオ” 良平
ふりがな
こんや りょうへい
営業時間
月、火、水、金、土曜日   9:00~18:00       

日曜日  午前のみ  

祝祭日  午後のみ(12:00~18:00)


予約は1時間前までにお願いいたします
定休日
 木曜日 

 

 






 
電話番号
03-3636-0050
Webサイト
問い合わせ
所在地
〒132-0035
江戸川区平井1丁目4−19
アクセス
 平井駅から京葉道路方向へ徒歩11分 

 小松川三丁目バス停からは徒歩3分(京葉道路から平井駅方向にバス通り右側を約150m) 歩行者専用横断歩道(信号)そば

 ☆日曜午後は船堀駅から徒歩5分(予約時にお問い合わせください)

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